パノラマ
NHKの朝の連続テレビ小説「すずらん」の撮影場所になりました
北海道の中央部分から北西寄りに位置する、沼田町。
東西から深川市・留萌市と同じ雨竜郡に属する北竜町に挟まれており、南側で秩父別町と隣接しています。
北端は、留萌軍の小平町との境界線です。
町内は、雨竜川の北岸に広がる平地を中心に発展してきました。
北部から中央部分にかけては主に、山間部となっています。
沼田町は、前世紀の終わりに突如として、日本中の注目を集めました。
NHKの朝の連続TVドラマ、すずらんの撮影場所に選ばれたことがそのきっかけです。
撮影で使用された建物などは、まだ一部が町内に残っており、見学することができます。
このドラマは、昔懐かしい蒸気機関車が登場していますが、その記念として2006年まで、SLすずらん号の運行が実施されて人気を呼びました。
沼田町を象徴する催事に夜高あんどん祭りがあります。
この祭事は、北海道三大行燈祭りのひとつに選ばれるほど知名度が高いです。
小型のものから大型のものまで、たくさんの夜高行燈が町内を練り歩きます。
山車や田楽をご見物いただくことも可能です。
沼田町では、ほたる祭りも盛大に実施されてきました。
７月から８月にかけてほたるが活発になる時期は、美しい夜景を背景に幻想的なほたるの光をご鑑賞いただけます。
この時期に入ると、週末を中心にしばらくの間観光客が増えるのが特徴。
ほたるの里は、すぐ近くに温泉施設もあるため名湯にお浸かりいただく機会もあります。
沼田町で列車を用いたお出かけをお考えになるときは、JRの留萌本線のご利用がおすすめです。
現在町内に、駅は３ヵ所設立されています。
路線バスに関しては、北海道中央バスグループの系列のサービスをご利用可能です。
町営のコミュニティバスの運行も実施されています。
この路線をお使いになると、厚生病院のような大型の医療施設に直行していただけます。
幹線道路については、深川留萌自動車道にお乗り入れできるインターチェンジが町内に１ヵ所設置されていて便利です。
沼田町の人口は、数十年前から減少傾向に入っています。
2023年に実行された調査結果によると、2,900人を記録していました。
高齢化率に関しては同年に、44.2％という計算結果が残されています。
