三滝観音は、春や秋の行楽シーズンににぎわいます
太田川放水路の沿岸に位置する、三滝駅。昭和初期に設立されており、すでに80年以上の歴史を持っています。当初の約30年間は現在の西岸ではなく、川の東岸につくられていました。移転した理由は、当時の放水路建造計画の影響です。
三滝駅がある地域は、平地は軒並み宅地化されてきた土地です。ただし三滝駅は三滝山のふもとに面しており、駅の西側は緑に包まれた土地が近くまで迫っています。この山の中腹にある三滝寺は、広島新四国八十八箇所霊場の第十五番札所に指定されている由緒正しい寺院です。重要文化財が保存されている上に、桜や紅葉が境内に豊かなため観光スポットとしても名高いです。周囲の住民の間では古くから「三滝観音」の名前で親しまれてきました。
三滝観音の南方向に位置する竜王公園は、たくさんのスポーツ施設などが設置されており、市民が共有で使える憩いの場所です。三滝駅の周辺で幹線道路をお使いになる場合は、放水路の向こう側を走る可部街道や、この街道を南下していただくとご利用可能な広島高速4号線が便利です。
三滝駅は、JRの可部線に所属する駅です。管内では、発着駅である横川駅と隣接しています。横川駅では山陽本線および広島電鉄の横川線をご利用になれます。なお横川駅は山陽本線の管内では、広島駅と3キロしか離れていません。このため山陽新幹線や呉線・芸備線などのご利用が簡単に実現します。なお反対方面では、広島高速交通のアストラムラインと接続している大町駅が、4区間先にあります。
三滝駅は数十年前から無人化されています。しかし駅の利用率は近年、上昇しています。1日平均の乗客数を計算しますと、1998年以降は一貫して400人を超えていることが判明します。2010年代に入ると500人を超える年が連続して確認されました。
基本的に、鉄道・路面電車やタクシーなどの交通システムが発達している地域です。見学・体験入居などを何度も経験してお決めになるとよいでしょう。施設の種別に関しては、介護付き有料老人ホーム・グループホーム・サービス付き高齢者向け住宅が多い地域です。














