相生通に面し、紙屋町方面に行きやすいです
十日市町停留場は2017年の11月初めに、開業からちょうど100年目となる記念日を迎えます。長い間変化らしい変化はない停留場でしたが、今世紀に入ると一変します。まず2002年に、しばらく途絶えていた横川線と本線をつなぐ短路線が再び運行されます。その翌年になると、今度は30年以上昔に廃止されていた7号線の運行が再開されました。10年経つと、9号線の運行区間が拡張されたことで、十日市町停留場にも乗り入れるようになりました。十日市町停留場が位置する土地は、天満川と太田川の合間の細長い中洲。そして、十日市町停留場は中州を東西に横切る大踊り(相生通り)に面しています。この相生通りはそのまま、天満川・太田川に架けられた橋(広瀬橋・相生橋)につながっています。相生橋を渡ると、原爆ドームが目の前に立地しています。また、相生橋は途中で南に分岐しています。そこを通ると、平和記念公園が広がる中州にアクセスできます。十日市町停留場は紆余曲折を経て、現在は広島電鉄の本線および横川線が交差する停留場として運営されています。本線の管内では、土橋停留場と隣接しています。土橋停留場を経由することで、江波線の管内に入れます。なお起点である広島駅停留場まで行くと、JRの山陽本線や芸備線、そして山陽新幹線に乗り換えできます。横川線の管内では、始点という立場になります。横川線は所属する停留場が少なく、終点である横川駅停留場まで4区間の距離にあります。終点まで行くと、山陽本線のほか可部線への乗り継ぎが可能となります。十日市町停留場を起点として介護施設を探すときは、ある程度遠方まで目を向けるようにする必要がありそうです。この停留場は住宅街の中にあり、暮らし向きはかなりよい地域になります。停留場から歩いて10分くらいの場所で営業している事例も若干ならあるのですが、至近距離ばかりで探すことはおすすめできません。そこで、停留場から7キロ程度の範囲を広々と探してみましょう。特に注目した方がいい範囲は、停留場から2~4キロ程のあたりです。施設の種類に関しては、介護付き有料老人ホームがいちばん探しやすいそうです。その次は住宅型有料老人ホームで、それらをサービス付き高齢者向け住宅が追うといった按配です。安いときは月額使用料・入居一時金ともに20万円未満で契約できます。























