路面電車を2路線使える停留場の近くに着実に施設が増えています

的場町停留場は、広島電鉄の本線と皆実線が遭遇する場所です。2路線を同時に使えるため、観光スポットをはじめ市内の要所に楽々と直行できるというメリットに恵まれています。
本線については、広島駅停留場と2区間しか離れていないことがポイントです。広島駅からもともとメートルしか離れていない位置にあるため、驚くことではありませんが、JRの広島駅を通って近場から遠方まであらゆる方向に簡単に出かけられます。その反対方向については、終着点となっている広電西広島停留場まで、以上の停留場が設置されています。4区間離れた八丁堀停留場では白島線に、その2区間先にある紙屋町停留場では宇品線とアストラムラインに接続しています。
皆実線については、発着点のような立場になります。短い路線のため乗り換えができる場所は終着点である皆実町六丁目停留場しかありませんが、そこまで行くと宇品線への乗り継ぎのチャンスが生まれます。
的場町停留場は、広島の中心地区にある関係上、介護施設が近くに多いわけではありません。それでも、駅から数百メートル~1キロ強の距離で探すと、新しい施設が多少出てきますから侮れません。1軒でも多く施設を見て回りたいときは、4~5キロ離れたエリアまで、視野に含めたほうがよいと思われます。
停留場から近いかどうかに関係なく、入居にかかるコストは、一部の例外を除いてそれほど高めではありません。特に安い施設に入りたい場合は、うまくいけば入居一時金と月額使用料を合計して20~30万円台で間に合う可能性があります。施設のタイプについては、サービス付き高齢者向け住宅がいちばん多いという特徴があります。その次にたくさんあるのは、おそらく介護付き有料老人ホームでしょう。
このほかに、この停留場の周囲の施設に多い共通点を探ると、大都会の広島らしく建物が高層化しているという特徴があります。中には、タワーマンションを彷彿とさせる高層ビルを使っている例があります。