猿猴橋町駅は商業施設等が近い。介護付き有料老人ホームは食事が充実

1912年(大正元年)に開業した歴史の長い駅ですが、2014年の広島駅南口広場再整備政策に伴い、将来、ルートが駅前大橋経由に変更されるため、広島駅電停から猿猴橋町電停、そして的場町電停までが廃止になる予定です。
猿猴橋町駅は宮島線(2号線)、宇品線(1号線)、比治山線(5号線)、江波線(6号線)が乗り入れる駅で、南行きホームには紙屋町経由の日赤前行き・広電前行き、紙屋町経由広島港行き、広電宮島口行き・広電西広島行き、宇品二丁目行き、江波行きなどが停車。北行きホームには広島駅行きが止まります。
どの線も本数が多く、日中は少なくとも1時間に5本程あるので便利です。原爆ドーム前駅(電停)にも直通で行け、観光にも利用されます。原爆ドーム前駅周辺は原爆ドームだけでなく、平和記念公園やひろしま美術館など、見所も多数。シニア世代も1日過ごせる場所でしょう。
猿猴橋町駅のエリア内には高齢者向けの住まいが増え、サービス付き高齢者向け住宅でしたら、駅から徒歩圏にもあります。高齢者向け住宅の料金は場所によって違い、入居時の費用も10万円未満の所から30万円程かかる所など様々。事前の見学で、料金を詳しく聞いておくと良いと思います。
また、介護付き有料老人ホームもエリア内にあります。場所によっては入居時の費用0円・月額利用料20万円前後というホームも。一方、高級系は入居時の費用が数百万円・月額利用料が20万円前後から30万円程ですが、その分食事などが豪華です。定期的に刺身や特別な肉料理が食べられる日があるため、毎月の楽しみがあります。
猿猴橋町駅エリアは広島駅エリアに近いおかげで利便性の高い場所となっています。終点の広島駅電停(広島駅と隣接)と約200mしか離れておらず、南隣である的場電停(的場駅)も約300mの距離。駅の区間が短いので電車を利用しやすいエリアです。エリア内の老人ホームに入居すれば、家族も面会に来やすいでしょう。のどかさよりも便利さを重要視したい方にお薦めのエリアです。