交通の要で便利な都市。観光資源は豊富にあります

広島県の南端に位置する自治体のひとつに、三原市があります。
東側から尾道市に、西側から東広島市・竹原市に挟まれています。
北側で隣接しているのは世羅郡の世羅町です。
市内南部は瀬戸内海に面した沿岸地帯で、佐木島も三原市の管轄下にあります。
市内は、沿岸地域まで山林地帯で、早くから海岸の埋め立て工事が繰り返し行われてきました。
現在の市街地も臨海地域に集中しています。
沿岸地域では工業化も熱心に進められたため、工業団地の造成も盛んに行われました。
三原市は、かつて三原城の下で城下町が発達していました。
三原城のほか、高山城・新高山城もよく知られています。
これらの城址はいずれも国から史跡として認定されています。
寺社仏閣では、米山寺・佛通寺・御調八幡宮あたりが有名。
米山寺と御調八幡宮は、国の重要文化財を大量に保管している点が見どころです。
佛通寺は、山の中にあるため滝や紅葉の美しさで定評があります。
三原市に多いのは、歴史に関する名所だけではありません、自然を活かした名所も山ほどあります。
三景園は、里・山・海の3つを丸ごと楽しんでいただける貴重な公園です。
毎年6月に開かれる花まつりや、11月のもみじまつりのときは県外からも観光客が押し寄せます。
すなみ海浜公園は、バリアフリーが徹底しているためご高齢の方でも安全にご利用いただけます。
果実の森公園に足を向けていただくと、季節の果物をたっぷりとご賞味いただけておすすめです。
三原市で列車をご利用するなら、JRの山陽本線や呉線をご利用可能です。
遠距離の移動が必要なときは、山陽新幹線にご乗車することをおすすめします。
路線バスに関しては、広電グループや両備グループ、トモテツグループやおのみちバスなどの路線をご利用可能です。
幹線道路については、山陽自動車道にお乗り入れできる中継地点が市内に2ヶ所あります。
三原市の人口は、昭和末期にピークを迎えました。
その後は減少傾向が続いており、2023年には8万9,154人との調査結果がでました。
高齢化率は同年に35.8%を記録しました。
現在の三原市では、介護療養型医療施設・介護老人保健施設・特別養護老人ホーム・グループホームといった公的な施設や、サービス付き高齢者向け住宅のような民営の施設があります。
医師の診察をお受けになりたいなら、三原赤十字病院・三原三菱病院・興生総合病院などでご相談するとよいでしょう。