宮島口駅周辺は観光でも有名。駅から徒歩圏にグループホームあり

宮島口駅は、広島県廿日市市の宮島口一丁目に位置するJR西日本山陽本線とJR西日本「宮島フェリー」の駅。
青函連絡船・宇高連絡船が廃止された今、JRの中では唯一の「鉄道と航路の連絡駅」となっています。日本三景の一つ「安芸の宮島」の玄関口。昔から宮島観光で有名で、1900年に発表された「鉄道唱歌」にも宮島駅(現・宮島口駅)は出てくるほどです。周辺には土産物店や名物のあなご飯屋、カキ小屋等が並び、毎年夏には宮島水中花火大会も開催されます。
1897年山陽鉄道が広島駅から徳山駅まで開通した際に「宮島駅」として開業。1903年に宮島航路(現・JR西日本宮島フェリー)が鉄道連絡線に。その3年後には国有化され、1942年「宮島口駅」に改称しました。1964年新駅舎が完成し、1987年にはJR西日本の駅に。ICカード「ICOCA」も使えます。
現在は多目的トイレやエレベーターも使えるバリアフリー駅となっており、売店や待合所等もあります。2面3線のホームには山陽本線の広島・三原方面行き上り列車と、岩国・柳井方面行きの下り列車が停車。上下線共に日中は1時間に4本程止まり、朝夕はさらに増便されます。
平日朝は上り限定で快速「通勤ライナー」、土休日のみ快速「シティライナー」も止まります。
フェリー乗り場はJR駅舎の南を走る国道2号(宮島街道)の先で、地下道で連絡。乗り場の横には宮島航路を運航する宮島松大汽船の乗り場もあります。
近年、駅周辺にはグループホーム等のシニア向けの住まいも誕生。数はまだ少ないですが、屋上があったり、皆で楽しくお茶が飲めたり…それぞれのホームに魅力が溢れ、気持ちよく過ごせる環境です。駅から徒歩圏にもできましたので、入居すればご家族等も面会に来やすいでしょう。
宮島口駅周辺は海も山も楽しめる場所。山側は新興住宅地が広がっており、駅の西には山陽新幹線も走行。さらに西方には山々がそびえ、緑が美しいです。近隣にはプールやミニゴルフも楽しめる娯楽施設「ちゅーピーパーク」も。宮島競艇場も駅から300m程の場所にあります。
宮島口駅エリアは山陽本線のおかげで移動もしやすい場所。ニア世代にもおすすめです。「そろそろ施設へ…」という方は、まずは駅周辺にあるシニア向けの住まいに見学にお越しください。