前空駅周辺は図書館等あり。グループホームは24時間介護士常駐

前空駅は、広島県廿日市市の前空五丁目に位置するJR西日本「山陽本線」の駅です。
快速「シティライナー」・「通勤ライナー」は通過する駅ですが、朝方は「広島駅」方面への通勤・通学者が多く、夕方は前空駅から徒歩15分程の場所にある広島県立宮島工業高等学校の生徒で少々混雑します。
1961年、現在の前空駅から100m程「広島駅」寄りの場所に国鉄の「賀撫津信号場」として開業しました。しかし、同年廃止。2000年JR西日本「山陽本線」の駅として「前空駅」が新設されました。2007年よりICカード「ICOCA」も使用可能になり、駅の北口前にはタクシー乗り場やバス乗り場も設置されています。
橋上駅舎を有する地上駅で、2面2線のホームには山陽本線の広島・三原方面行き上り列車と、岩国・柳井方面行きの下り列車が停車。上下線共に日中は1時間に4本程発着し、朝夕のみ5~6本程度に増便されます。運行時間も朝の5時から深夜24時までと長いので利用しやすいです。
1日あたりの平均乗車人員は2000年度1,282人を記録してから緩やかに増加し、2014年度は1,964人まで達しました。
駅の周辺は住宅地。駅北口エリアには駅名の由来にもなった「前空団地」があります。歯科や内科といった病院も点在。近隣に市民大野図書館もできています。国道2号が山陽本線と並走し、駅の北には娯楽施設「ちゅーピーパーク」も。ここはミニゴルフや新聞関係の体験が出来るテーマパークで、夏期はプールも楽しめる為、子ども連れで賑わっています。
駅の南には海が広がり、北には山々がそびえ、広島岩国道路も通っています。駅の西にある大野出入口から利用可能。ちなみに前空駅の北隣は「宮島口駅」で、「安芸の宮島」で有名な宮島までのフェリーも発着。夏には花火大会も開催されています。
前空駅エリアにはまだ数は少ないものの、グループホームや特別養護老人ホーム等のシニア向けの住まいもできています。それぞれのホームが暮らしやすい環境を整えており、24時間体制で介護士が常駐し、見守りを行っていますので、リラックスして生活できるでしょう。認知症の方も安心です。
前空駅から山陽本線に乗れば、広島駅まで出やすいのも魅力。介護施設をご検討中の方は、一度前空駅周辺にあるシニア向けの住まいにも足を運んでみてください。