「保健福祉総合センター」などの最寄り駅です
大正初期に創設された高木駅は、2014年の7月に開業から100周年の記念日を迎えました。もっとも、昭和初期までの約20年間は停留場でした。このほか戦前の間は、所属先が数回変わっています。
高木駅がある場所は、府中市内の一般的な住宅街です。区画は折り目正しく整備されており、ご高齢の方でもお散歩をしやすいというメリットがあります。駅から南北どちらの方角についても、まっすぐお進みになるとやがて山林地帯に突入します。
高木駅の近所で、マイカーやタクシーを用いたお出かけをお考えになる場合は、国道486号線を目印にするのが妥当でしょう。そのほか、県道48号線・398号線も駅からすぐ近くを走っています。
高木駅は、JRの福塩線に所属する駅です。管内で、最短時間でアクセスできるお乗り換え場所は、10キロ以上先にある神辺駅でしょう。神辺駅では、井原鉄道の井原線へのお乗り継ぎが可能となります。
この神辺駅から3区間お進みいただくと、発着駅である福山駅にたどり着きます。福山駅では、山陽本線および山陽新幹線にお乗り換えできるため、遠路へのご旅行をご計画になるときでもスムーズに移動していただけます。反対方面では、終着駅である塩町駅が唯一のお乗り換え地点となります。塩町駅では、芸備線へのお乗り入れが可能となります。
高木駅は、昭和中ごろから職員が派遣されない体制にて運営されてきました。駅の利用率は以前から低めです。実際に、今世紀の初めまでは低下の一途をたどっていました。1日あたりの乗客数を計算しますと、2000年以後は連続して200人未満を記録していました。しかし2005年になると、6年ぶりに200人を上回ります。その後はゆっくりと回復に向かっていましたが、2010年代に入ると横ばい気味に転じています。





