約20年前から、鉄道が2種類使えるように変わりました

少し歩いただけで、すぐに広大な林地にぶつかる場所でもあり、ただ建物などが密集している地域ではありません。大町駅は、県道38号線の近くに設置された駅です。隣駅である古市駅方面に近づくと、国道183号線にアクセスすることも可能となります。
大町駅は、JRの可部線と広島高速交通のアストラムラインがクロスする駅です。もともとはアストラムラインだけが敷設される予定でしたが、その建設計画にあわせてJR側でも駅の新設を決定したという経緯があります。
可部線の管内で見ると、発着駅側となる山陽本線に連なる区間からは距離があります。終着駅である可部駅方面に乗り換え場所はまったくないため、安佐北区に用件があるときを除くと大半の利用客は発着駅側を目指します。起点となる広島駅では呉線や芸備線、そして山陽新幹線への乗り継ぎができます。また広島電鉄の本線の利用も可能です。
アストラムラインについても同様に、乗り換え場所は発着駅側に絞られます。発着駅である本通駅では広島電鉄の宇品線に乗り換えできますが、その1区間手前にある県庁前駅でも宇品線と本線に乗り換えできます。
大町駅の利用率は、JR線側と広島高速交通側で若干異なります。前者については、2000年ころまでは伸びていました。その後やや低下したものの2000年代後半に回復に転じています。後者については、21世紀初頭にやや低下したもののすぐに回復を見せました。2010年代に入るとどちらも、1日ごとの乗客数が5000人以上を記録しています。
大町駅の周囲の老人ホームの最新情報に移ります。あいにくと、施設の軒数や密度はまだ良好だとはいいがたい状態です。ただし、やたらに駅から遠ざかる必要があるとは限りません。まずは、駅から3キロ程度のエリアに重点をおいて探してみましょう。
見つけられる可能性がある施設のタイプは、介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅でしょう。施設のコストは、あまり高額にはならないでしょう。入居一時金と月額使用料を合算しても30万円以内、運がよいと20万円以内で間に合うことがあります。