パノラマ
豊かな山林を毎日仰ぎ見ながらの暮らしで、心が豊かになります
古虎渓駅は、深い緑に囲まれたエリアに建てられています。乗車券の販売が機械ではなく手売りでいまだに実施されており、自動改札機も置かれていません（簡易改札機はありますが）。限られた客層の間でのみ使用されている駅ですが、駅の跨線橋はしばしば写真撮影の対象となっています。緑の間を縫って走行する列車を被写体とした画像はとてもフォトジェニックで、鉄道愛好家が訪れることもあるようです。古虎渓駅の周囲は、線路と平行している土岐川および山林で占められていますが、細長い通路沿いに進むことで駅の東西にある工場や住宅地にたどり着くことが可能となります。古虎渓駅の固定客層はほぼこれらの地域の住民や通勤者で構成されています。
なお古虎渓駅は、岐阜県道15号線および愛知県同123号線に近い位置にあります。駅を出てからバスに乗りたいときは東濃バスが管轄する路線（市営のコミュニティバスも、この会社の手で運行されています）を利用することになります。
古虎渓駅は、JRの中央本線の管内にある駅です。すぐ隣には多治見駅があり、大半の用件はこの駅の近くで片付く可能性がありそうです。多治見駅は、太多線への乗り継ぎ場所という一面も持っています。多治見駅から5区間進むと恵那駅が登場します。この駅は、明知鉄道の明知線への乗り換えが可能です。反対方向では、高蔵寺駅が近くて乗り換えのチャンスがある駅です。この駅は、愛知環状鉄道線と接続しています。
古虎渓駅の利用率は、朝方や夕方の通勤者・通学者といった一定の需要でほぼ全面的に成り立っているため毎年低めです。したがって、1日あたりの乗客数を算出すると数百人単位となります。過去10数年をさかのぼると、400～600人の間で不規則に上下していることが判明します。
古虎渓駅の周囲は、家屋などを建設できるスペースが一部に絞られてしまうという特徴があります。ある意味では介護施設を探しやすいことになりますが、駅からとても近い場所に施設を探すことはあきらめないといけません。駅から4キロくらい離れたあたりが、施設探しの主なステージとなるでしょう。
施設の種別については、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームなどがメインです。料金体系に関しては、月額使用料・入居一時金ともに安価だとはいえません（高めでもないのですが）。ただし医療機関との関係に力を入れているなど、入居者のサポートに余念がないところばかりです。
画像の一部はwikipediaから引用しています
