木曽三川公園センター・行基寺などが主な名所です

岐阜県の南西端に位置する、海津市。
北側で羽島市や養老郡の養老町、安八郡の輪之内町と隣接しています。
三重県・愛知県との境界線を挟んで、桑名市・いなべ市や愛西市・稲沢市と向かい合っています。
2005年に、旧海津郡に属する海津町・南濃町・平田町が合併して発足しました。
市内西部は、養老郡に連なる養老山地です。
市内東部は木曽川・長良川と揖斐川に挟まれた平地で、昔から輪中の文化が発達してきました。
国営木曽三川公園に含まれている地区は海津市内に多いです。
その中心的な施設となっているのが、木曽三川公園センター。
展望タワーや往時の話中の農家の建物など、たくさんの施設・展示物があるのが見どころです。
たくさんの花が育てられている大花壇は、いつ訪れていただいても飽きずにご見物いただけます。
海津市の主要な旧跡に、行基寺があります。
西美濃三十三霊場の二十七番目の札所に選ばれている由緒正しい寺院です。
300年ほど昔につくられた日本庭園は有料ですが、一見の価値がある優美な名所です。
江戸時代に建てられた今尾陣屋の門が移設されていることで名高い、西願寺も知名度が高い寺院のひとつ。
このほか、二恩寺も文化財のご見物が可能な上に、近隣の市民の間で親しまれている寺院です。
海津市では温泉へのご入浴も可能です。
海津温泉や南濃温泉は人気が高い入湯施設。
海津温泉の周囲は、整体院や鍼灸院などが多いためご高齢の方にはおすすめです。
南濃温泉については、交通の便が良い点が大きな利点です。
海津市で鉄道をお使いになるなら、養老鉄道の駅が市内に5ヶ所設置されています。
路線バスについては、近鉄グループのサービスをご利用可能です。
また、市営のコミュニティバスにご乗車いただける地域もあります。
幹線道路に関しては、国道258号線を使う市民が多いです。
海津市の人口は、昭和後期から平成初期にかけて急増しました。
20年ほど前から減少に転じています。
2023年の調査の直後に、3万2,582人という結果が発表されました。
同じ年の高齢化率は、35.2%に達しました。
海津市で介護施設へのご入居をお求めの場合は、グループホームが見つかる機会がおそらくいちばん多いでしょう。
それ以外となると、公的な施設なら特別養護老人ホームや介護老人保健施設などが、民間の施設なら住宅型有料老人ホームなどが増えているところです。
持病などの診療については海津市医師会病院や養南病院などでお申込みできます。