この10数年で少しずつ開発されてきた住宅街です
地名にちなんで、梅の花を駅のモチーフに採用している梅林駅。駅がつくられた場所は、もともとは市街地でした。しかし、この20年程の間に急速に整備が進められており、久しぶりに訪れた人を驚かせる程成長しています。駅の正式な開業からおよそ1年半後に、駅前に目立つスポーツクラブがオープンしたのは、変化の典型といえそうです。
梅林駅は、梅林古墳や梅林中公園、そして西南社の湖畔公園や千隈中央公園などに近い駅です。癒しやリラックスを求めたいときにはとていい環境と言えるでしょう。また、福岡大学および付属病院にもアクセスしやすい位置にあります。梅林駅は福岡都市高速環状線のほぼ真下に創設されている駅です。また、国道202号線に連なる福大トンネルが駅の開業と前後して完成しています。
梅林駅は、福岡市営地下鉄の七隈線の管内にある駅です。梅林駅は発着駅に近いほうに含まれますが、この路線ではよその鉄道との乗り換えができる場所は終着駅方面に限定されています。終着駅である天神南駅と、その2区間手前にある薬院駅では、JRの天神大牟田線への乗り継ぎができます。また天神南駅ではもうひとつ、空港線への乗り継ぎができるというメリットがあります。空路を旅したくなった時は、この空港線を利用するのがおすすめです。
梅林駅は、おそらくは近隣に暮らす市民の過半数から利用率が高い駅だとみなされていません。少なくとも1日ごとの乗客数に関する限り、梅林駅は管内でいちばん少ないといわれています。それでも過去10年を通して、乗客は増えています。1日ごとの乗客数は2009年に1000人を突破しています。5年たつと、1400人を超えました。
梅林駅の所在する場所は、介護施設が多い地域ではありません。施設の比較をじっくりと行う場合、駅から遠距離にある施設にまで目を向ける必要が出てくるでしょう。それでも、駅から3キロ以内に区切って探すだけでも、短時間で施設数は多く見つけられます。駅から歩いて10~15分以内でアクセスできる施設だって少数なら見受けられるでしょう。
施設のタイプについては、住宅型有料老人ホームがいちばん見つけやすいと思われます。しかし介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅も最近は活躍が目立っています。
























