隣接する行橋市との関係が深い町で、交通が発達しています

京都郡みやこ町は、2006年に誕生したばかりのまだ新しい町。
旧豊津町をはじめ合計3つの町が合併して発足しました。
福岡県の北東部に位置する、南北に細長い自治体です。
南部は深い山林地帯となっており、平地は行橋市との境界線に近い北部エリアに集中しているのが地形上の最大の特徴でしょう。
今川や祓川の流域を中心に、豊かな田園風景が広がっており、癒しの風景をご鑑賞いただけます。
山地側にも、景色をお楽しみいただける場所は多いです。
とりわけおすすめなのは、仲哀公園。
この公園は仲哀峠のそば、旧国道201号線の沿道につくられており、春になると桜の花が満開となり、数多くの見物客で賑わっています。
みやこ町は山や森林が圧倒的に多いエリアで、昔から人が暮らす土地は限られてきました。
しかし交通上の要衝として大きな役割を果たしてきた歴史があります。
町内では、数々の遺跡や考古学上の価値が高い品物が発見されてきました。
豊前国府跡公園に足を運んでいただくと、かつての豊前国の国府の痕跡をご覧いただけます。
また綾塚古墳や橘塚古墳は国から、扇八幡古墳や菩提廃寺は県から史跡の指定を受けています。
鉄道での移動をお求めになる場合は、平成筑豊鉄道の駅をご利用可能です。
バスやタクシーは、太陽交通や犀川タクシーが手掛けるサービスをお使いになれます。
また、無料でお乗りになれる福祉バスが運行されています。
町内は幹線道路がとても多く、中でも東九州自動車道や椎名道路は有名です。
東九州自動車道のみやこ豊津インターチェンジは、2014年に一般開放されたばかりでまだ設備全体が新しくて便利です。
国道201号線・県道58号線の近辺は、商業施設がたくさん集まっています。
お買い物をご希望のときはおすすめのエリアです。
みやこ町の人口は、30年以上前にピークを迎えています。
1980年代には、2万6,000人を超えていましたが、現在は減少傾向。2023年には人口1万8,384人、高齢化率41.7%でした。
高齢化率は、2011年に初めて30%を上回り、現在まで年々増加しています。
今後、みやこ町内で介護施設をお求めになる場合は、グループホームや特別養護老人ホームがとても探しやすい状況です。
認知症の可能性がある場合は、早めに診断書などを入手しておくとよいでしょう。
「介護付き有料老人ホームや介護老人保健施設・介護療養型医療施設なども少しずつ増加しているところです。