佐倉市の中心地区の周縁部だけあって、施設はたくさん

佐倉市の中心部は、この駅から北側、特に京成佐倉駅の周辺までとみなす意見が多い模様です。佐倉駅の界隈は実際、公営の施設や商業店舗、金融機関などの多さでは京成佐倉駅のそれと比べるとやや物足りない印象ですが、駅前まで出てくると何かと便利に過ごせることは間違いありません。
佐倉駅は、国道296号線の近くに建てられている駅です。駅前にはバスターミナルがつくられており、特に北口は系統・路線ともに充実しています。一般の路線バスを管理しているのはいずれも京成バスグループです。このほか、平和交通が手掛ける深夜急行バスや、近現代美術の収蔵数が素晴らしいことで有名な「川村記念美術館」に向かう無料の送迎バスなどを利用できます。
佐倉駅は、JRの総武本線と成田線に所属する駅です。総武本線の管内では、東金線と接続している成東駅や、千葉都市モノレールの2号線と接続している都賀駅が、手近にある乗り換え場所となるでしょう。成田線の管内では、2区間しか離れていない成田駅で降りる乗客がたくさんいます。成田駅では、JRの成田線および京成本線・東成田線への乗り継ぎが可能となります。
佐倉駅の利用率は、平成に入ってから大きな変化は起こっていません。しかし、長い目で見ると低下しているといえるでしょう。1日当たりの乗客数は、1997年以降は継続して11000人台を記録していました。とはいえ、2002年以降は微減する年が目立つようになります。そして2009年からは連続して、11000人を下回っています。
佐倉駅の周辺で介護施設を探すことは、あまり難しいことではないでしょう。もちろん、希望条件や入居可能な定員数には絶えず注意を怠らないようにする必要はありますが。駅から徒歩10分圏内といった絶好の立地条件に恵まれた施設は非常に少ないですが、駅から1~4キロ圏内で探せば、見つけられる施設数は一気に多くなることでしょう。
施設の種類についてはグループホームがいちばん存在感を持っています。そのほかであれば、住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、介護付き有料老人ホームなどを少しずつ見つけられます。