老後を過ごす際に最適な土地がたくさん残っています
川や山、そして海に挟まれた土地に建てられている上総一ノ宮駅。建造された時期は古く、19世紀末にさかのぼります。駅のすぐ北側を一宮川が東西に流れており、駅のすぐ西側に立地する城山公園から南西方向にかけて山林地帯が広がります。駅の東側は宅地のほか農地や空き地などが続いていますが、ずっとまっすぐに東進するとやがて太平洋岸(九十九里浜)にたどり着きます。上総一ノ宮駅がある一帯は長生郡一宮町の中心地区といえます。町役場をはじめ数は少な目ではあるものの公的な施設などがいくつか集まっています。もっともあまり開けた印象ではなく、静けさに満ちた集落というイメージが強いです(九十九里浜周辺など限られた場所に近づくと観光関連の設備などが見られますが)。上総一ノ宮駅を出てからバスで移動したくなったときは、駅前の乗り場にて小湊鐡道が運行する路線を利用することになります。上総一ノ宮駅は、JRの外房線の管内にある駅です。管内では、総武線快速と京葉線快速いずれもが停車する駅に指定されています。よその路線への乗り継ぎに関しては、上り方面でいちばん近いのは6区間離れた大網駅。この駅では東金線への乗り継ぎが可能です。下り方面であれば、最寄りの乗り換え地点といえるのは5区間先にある大原駅です。大原駅ではいすみ鉄道のいすみ線への乗り継ぎを実行できます。最大の乗り換え場所となっているのは、発着駅である千葉駅です。千葉駅に行くと利用できる路線を並べると、総武線・総武本線・成田線のほか京成千葉線と千葉都市モノレールの1号線・2号線となります。上総一ノ宮駅の利用率は、長いこと変化らしい変化が見られません。1日ごとの乗客数を割り出すと、1990年代と2000年代を通して、ずっと3000~3300人の間で推移していたことが明らかになります。とはいえ2010年代に入ると3000人を割る年が出ているのですが。上総一ノ宮駅がある場所は、介護施設が豊富な地域だと呼ぶことはまだできません。静かに生活できる土地がふんだんに残されているため、惜しいことではありますが、今はその点が徐々に改められている途中だといえます。今すぐに施設を探す必要があるなら、駅から1~4キロ圏内をくまなく探すようにすることが大切でしょう。施設の種別については、介護付き有料老人ホームやグループホームなら比較的見つかりやすいです。入居費用に関しては、月額使用料の相場が10万円前後となっておりなかなか格安です。























