近鉄弥富駅はJR・名鉄弥富駅も近く、交通便利。商業施設もある

近鉄弥富駅は、愛知県弥富市の鯏浦町西前新田に位置する駅。近鉄線の駅としては愛知県最西端の駅で、近鉄「名古屋線」が発着します。
1938年関西急行電鉄の「関急弥富駅」として開業。1940年参宮急行電鉄の駅となり、「参急弥富駅」に改称。1941年関西急行鉄道の「関急弥富駅」となり、1944年近畿日本鉄道の「近畿日本弥富駅」になりました。そして1970年「近鉄弥富駅」に改称し、現在に至ります。
1994年橋上駅化された地上駅ですが、標高は海面を下回っています。駅のホームには名古屋線の名古屋方面行き上り列車と、四日市・大阪・神戸・賢島方面行き下り列車が発着。特急以外の列車は全て止まる駅で、日中は概ね毎時急行3本・準急2本・普通1本止まります。
弥富市の中心地の中央にある為、利用者が多いのが特徴で、1日の乗降人員は2015年11月10日の調査によると、1万2,304人となっており、JR・名鉄の弥富駅よりも利用者が多いです。
駅のすぐ北側にJR「関西本線」と名鉄「尾西線」の止まる「弥富駅」があり、近鉄弥富駅から歩いて3分程。JR・名鉄・近鉄の列車がそれぞれ乗換可能なのは交通要衝「名古屋駅」と近鉄弥富駅だけです。
また、近鉄弥富駅前のロータリーに設置された「近鉄弥富駅前」バス停には弥冨市のコミュニティバス「きんちゃんバス」や木曽岬町自主運行バス、三重交通バスが発着。近鉄弥富駅とその周辺は交通の便の良い場所と言えるでしょう。
弥富市役所や市立図書館の最寄り駅でもあり、駅の周りには商業施設や飲食店も多数。ショッピングセンターや家電量販店、コンビニ、ドラッグストアなどが集まっています。愛知県の児童総合遊園「海南こどもの国」もあり、入園料は無料。アスレチックなど様々な遊具があるのでお孫さん連れのシニア世代の姿も良く見られます。
さらに、JA愛知厚生連「海南病院」などの総合病院や歯科がありますし、サービス付高齢者向け住宅やグループホーム、介護付きや住宅型の有料老人ホームといったシニア向けの施設も増えています。
サービス付高齢者向け住宅は入居時の頭金および月額利用料が10万円台から数十万円。夫婦で同じ部屋で暮らせる所もありますし、規則が余り厳しくないのが魅力です。のびのびと過ごせるでしょう。
一方、24時間看護士が常駐している介護付有料老人ホームや、クリニック併設の住宅型有料老人ホームなども。グループホームは入居時の頭金0円・月額利用料15万円未満と安いので人気です。