西春日井郡豊山町はイチロー選手の故郷。名古屋飛行場がある

西春日井郡豊山町は、愛知県名古屋市北西の町。
町域の約三分の一が名古屋飛行場(通称県営名古屋空港)の敷地です。
県内で最も面積が小さく、人口密度が高い町。
人口は1970年11,005人、1980年13,693人、1990年13,213人、2000年13,001人、2010年14,405人、2015年15,177人、2023年15,929人となっており、緩やかに上昇しています。
1906年に豊場村と青山村が合併して「豊山村」が発足。
1972年の町制施行により「豊山町」となりました。現在は名古屋市の北区や春日井市、小牧市、北名古屋市と隣接しています。
交通アクセスとしては、鉄道は通っておらず、公共交通機関はバスのみ。
豊山町のコミュニティバスである「とよやまタウンバス」が、小牧市民病院前、小牧市役所、航空館boon等を巡る北ルートと、豊山町役場や愛知県庁前、名古屋栄等を巡る南ルートを循環。
また、名古屋駅前から県営名古屋空港を経由し、勝川駅まで向かう名古屋空港直行バス や、県営名古屋空港と西春駅、北部市場等を結ぶ名古屋空港バスも利用できます。
車道としては名古屋高速道路の11号小牧線が豊山南出入口や豊山北出入口から乗降可能。
国道41号「名濃バイパス」や愛知県道62号・161号・447号等の一般道も整備されています。
空港の町というイメージがありますが、溝口城、青塚砦といった史跡や常安寺や大乗寺、長寿寺、ハ所神社、津島社等の神社仏閣も見られます。
観光スポットとしては航空機の資料館「航空館boon」や、飛行機公園と呼ばれる「神明公園」 、愛知県立の航空博物館あいち航空ミュージアム 等々…飛行機にまつわる施設があるのが特徴です。
そして、イチロー選手の故郷ということもあり、「アイ・ファイン」という イチロー選手の記念館も建てられています。
町内には名古屋市中央卸売市場の北部市場や、三菱重工の名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場等があり、100円ショップや家電量販店、スーパーやホームセンター等、商業施設も多数。
名古屋飛行場の横にはモール型ショッピングセンター「エアポートウォーク名古屋」も。
このショッピングセンターには書店や飲食店等が入っています。
まだ数こそ少ないですが、シニア向けの施設も徐々に増えており、住宅型有料老人ホーム等が選べるようになりました。
住宅型有料老人ホームは介護だけでなく、看護や医療サポートも受けられるのが魅力。
場所によってはカラオケセットが用意されており、皆で楽しく歌えます。
予め見学に行き、自分の好きな娯楽があるかどうかを確認してから、入居先を決めるのもオススメです。