名古屋市昭和区の心臓部分にあたる重要なエリア

この駅は名古屋市営地下鉄の鶴舞線の駅として当初誕生しています。鶴舞線内で御器所駅の近くにあって、他違う路線への乗り換えに使える駅といえば、鶴舞駅と八事駅でしょう。前者はJRの中央本線に、後者は同じ地下鉄の名城線に乗り入れています。
それでは桜通線についてはどうでしょうか。この路線はおよそ四半世紀前に創業しており、御器所駅も約20年前に開通したばかりですが、名古屋駅から徳重駅までを中継するルートとして利用頻度は高いです。御器所駅から遠くない範囲で乗り換えできる駅を探すと、東山線に乗り移れる今池駅と名城線と接続している新瑞橋駅がその候補となるでしょう。
御器所駅はバスで行動したいときも決して不便ではありません。「御器所踊」バス停には名古屋市営バスの路線が数本あります。そのほか、JR東海バスの路線も1本現存しています。
この駅の利用客数は、総合的に考えるなら少しずつ増えていることになりそうです。鶴舞線側に関しては、1日あたりの乗客数が小刻みに上下しているのですが、桜通線側となるとじりじりと上昇の一途をたどっています。2006年に、毎日の平均乗客数が両路線あわせて10000人を超過しましたが、その後たまに微減に転じた年が出ているものの、総じてゆっくりと増加しています。
御器所駅の周辺の介護施設は、10年くらい前と比べると多様化しています。比較的多いのは住宅型有料老人ホームないし高齢者住宅でしょう。これらの介護施設は費用体系が安くあがるところと、その反対で高額の料金システムをもっており、その額に見合うライフスタイルを実現するところと、少し対照的なタイプがそろって開業しています。
後者については建物や敷地などもとにかく大型なことが多いです。その一方、前者を選べば入居一時金・月額使用料がいずれも10万円台前半くらいにとどまるところが氾濫しています(だからといって、粗末な施設だということはありません。スタッフや他の入居者と密接な生活が持ち味といえるでしょう)。どんな生活をしたいのかなるべくはっきりと決めて見学に回るとよいでしょう。