名鉄の名古屋本線・犬山線の活用に便利なエリア
明治末期に開業を果たし、すでに1世紀を超える長寿の駅の仲間入りをしている東枇杷島駅。急行や快速といった、時間を惜しんで長距離を移動する必要に迫られた乗客が好んで選ぶ列車が原則として停車しない駅であり、また2009年以後は土日に駅員が滞在する時間がない駅であるなど、あまりスケールのある駅に見えないことが多々あります。しかし、この駅を出た少し先の線路上で、名古屋本線・犬山線が分岐するため両路線を股にかけて移動するユーザにとっては、重要性が高い駅となっています。2009年は駅員の勤務体制に、上述した大きな変化があったものの、駅構内のバリアフリー工事をはじめ設備の改善が数件実行されており、乗客にとっては結果として好ましい年になったといえそうです。駅の周囲を見渡すと、愛知県道67号線が近くを通っており、自家用車やタクシーに乗せてもらうときは格好の経過点となるでしょう。また、名城大学の付属高校があるため平日は生徒や教職員が生き生きと歩く姿が目撃されます。名古屋本線は、愛知県内の要所を数多くとらえて駅を配置している路線です。慣れれば豊橋市から岐阜県まで、出かけられる範囲は広くなります。2区間先に名鉄名古屋駅があるため、遠距離を旅するときなどはまずこの駅に向かうことが多くなるはずです。JR・近畿日本鉄道・名古屋臨海高速鉄道・名古屋市営地下鉄と使える鉄道会社は多岐にわたりますが、いちばん遠路を短時間で旅行できるのは東海道新幹線でしょう。そしてこの液には、犬山線に直通する列車が停車します。犬山線で便利な駅を探すと、上小田井駅が出てきます。この駅では東海交通事業の城北線や名古屋市営地下鉄の鶴舞線に乗り換える機会が訪れるためです。この駅の利用率は、年以上前から大きな上下がありません。21世紀に入ってからは、1日平均の乗客数は2000~3000人の間を記録することがほとんど。かなりの安定感がうかがえます。東枇杷島駅を出たところで介護施設を見つけようとすると、なかなか施設が出てこないという結果になるかもしれません。実際にこの駅から歩いて数分で着ける範囲には、介護施設が非常に少ないようです。何キロか離れたところまで探すようにしたほうが、ことはうまく運びそうです。ただし、いいこともあります。最大の美点は、おそらくは破格の高額費用を徴収する施設がめったにないことでしょう。安めのグループホームや高齢者住宅、または住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅が選び放題と呼んでもいいくらいです。















































