費用が格安で済む介護付き有料老人ホームが豊富です

伏屋駅の場合、駅から歩いて10分ほどの場所にニュータウン「中川新町」がつくられているなど、駅の周囲の住み心地が徐々に向上しています。しかしまだ全体的には、穏やかさと静けさが支配する土地がほとんどです。高齢者の散歩などに適した場所も各地に残されています。
名古屋市内は、平坦な区画であっても交通網がしっかりと張りめぐらされていることが多いのですが、伏屋駅もその例外ではありません。県道29号線と59号線が近くを走っているほか、名古屋市都市計画道路万場藤前線が通っていることも、タクシーなどを使うときに覚えておくべき知識となります。バスについては、伏屋駅前に進出している民間の事業者は目下ありません。とはいえ、市営のコミュニティバスがその代わりを務めているため、不便だと感じることはあまりないでしょう。
伏屋駅は、近鉄の名古屋線の管内にある駅です。管内で見ると、発着駅である近鉄名古屋駅に近い位置にあります。この発着駅では名古屋市営地下鉄の東山線と桜通線、さらに名古屋臨海高速鉄道の西名古屋港線および名鉄の名古屋本線と接続しています。しかしいちばん手ごろな乗り換え場所となるのは、隣接する近鉄八田駅でしょう。この隣駅では、関西本線と東山線に乗り換え可能です。
伏屋駅の利用率は、1980年代がピークだったといわれています。90年代以後は低下しており、1日あたりの乗降客数が5000人を割った時期もありました。しかしその後再び5000人越えを記録する年が出るようになっています。
伏屋駅の周辺の介護施設は、まだ選択肢が多いといえないのが現状。しかし1キロくらい離れるとだんだんと見つけられる数は多めになるでしょう。まずは1~3キロくらいの場所が、メインで探したほうがいい範囲です。施設の区分は、介護付き有料老人ホームが主体となっており、受けたいケアサービスなどについて相談がしやすいことは間違いなさそうです。
月額使用料の平均額は10万円台ですから、都心部などの施設と比べると格段に安いといえます。入居一時金についてもそれと同程度の額に設定されているか、まったく払わなくてよいというところがほとんどです。