駅ビルが完成して、駅前がますますパワーアップ

このビルには近代的な図書館もつくられる予定でしたが、すぐには開館しなかったものの約ひと月遅れで翌年度付けでオープンしています。もちろんビル内には商業施設も入居していますし、大掛かりなイベントホールなども上階につくられています。
もともと尾張一宮駅がある場所は、長いこと市内の中心エリアとして人だかりが絶えない地域。市役所の庁舎が近くにあるほか、長いこと市民にとって最大の買い物場所となってきた名鉄百貨店も目の前にあります。
尾張一宮駅は、国道155号線と県道459号線にとても近い駅です。駅付近で乗り降りできる路線バスは、基本的に名鉄バスが管轄しています。もっとも若干数ですが、市営のコミュニティバスが停車する乗り場も設けられています。また高速バスに関しては、JRグループのようなまったく異なる事業者が手がける例があります(安定した需要を築いています)。
尾張一宮駅はJRの東海道本線に所属する駅。岐阜駅とわずか2区間しか離れていません。岐阜駅では高山本線に、それから名鉄名古屋本線や各務原線への乗り換えが実現します。もっとも名古屋本線については、尾張一宮駅と隣接する名鉄一宮駅から乗ったほうが早いでしょう。また尾張一宮駅では、尾西線の利用も簡単です。
尾張一宮駅の利用率は、20年前から少しずつ上昇しています。1日ごとの乗客数を計算すると、1996年には22000人を超えたことがわかります。その9年後には25000人を上回りました。その翌年からは増加のペースがだいぶ衰えていますが、減少に転じることはないまま現在に至ります。
尾張一宮駅の近辺は、市内の中心地ではあるものの繁華街などが巨大化しているエリアではありません。それでも地価などの条件をクリアすることは、介護時業界にとって一筋縄ではいかない問題のようです。
介護施設の軒数はまだ限定的ですから、駅から5キロくらい離れたあたりまで、早い段階からよく目を向けるようにしたほうが正解でしょう。施設のタイプについては、住宅型有料老人ホームや介護付き有料老人ホーム、それからサービス付き高齢者向け住宅などであればわりと見つかりやすそうです。