年々、利用率が高まる駅。周辺には低コストの介護施設も多数

泉北エリアには大規模な団地が数ヶ所存在しますが、この駅にとても近いのが「トリヴェール和泉」。住宅地やその住民が使う商業施設がたくさんあるため、買い物や飲食を楽しみたいときに迷うことはありません。
しかし、ただ開発ばかりが行われてきた土地なのではありません。寺社仏閣がいくつも残っていますし、くすのき公園のような散歩に向いている場所も数ヶ所に存在します。楽しさと静けさ、両方を満喫できる土地になっているわけです。
駅の南には大規模なロータリーが設置されています。南海バスと南海ウィングバス南部が管理する路線がたくさんあり、近隣に行くときに重宝するほか、関西空港のような遠くに直行してくれる路線に乗れるチャンスまであります。
この駅から移動する場合、いちばん便利な駅はやはり発着駅である中百舌鳥駅でしょう。南海電気鉄道の高野線に乗り換えできますが、直通の列車もあります。また、大阪市営地下鉄の御堂筋線も、忘れてはいけない路線です。
1日あたりの乗降客数は年々増えており、とまる勢いが見えていません。20000人を突破したのは1997年ですが、30000人を突破したのは2010年です。泉北高速鉄道線全体が、利用率が高まっているサインだといえるかもしれません。
和泉中央駅の周囲で老人ホームや高齢者専用住宅を調査すると、安く使える施設が案外と多いことに驚く人が増えている様子です。特別養護老人ホームやグループホームのような、公営の施設やコストの安さで有名な施設ばかりではなく、たとえば住宅型有料老人ホームなどを見ても(安くない施設もありますが)月額使用料が10万円前後で済むケースがありますから。
そのほかでは、高齢者住宅とサービス付き高齢者向け住宅に絞って調べると、コストがかかりにくい施設にめぐり会えるチャンスが多くなりそうです。さすがに安い施設には、安いなりのデメリットがついてくることはあります。たとえば、駅からの遠さは比較的多い特徴のようです。しかしこれは、本数が多いバスやタクシーをうまく使えばたいしたハンディキャップにはなりません。その点を忘れずに施設のチェックをしたほうがいいでしょう。