維新百年記念公園が地域のシンボルとなっています

2010年の冬に、プラットホームの一部を再整備する工事が実施された矢原駅。その前年からは、ダイヤ改正のおかげで快速列車「通勤ライナー」が新たに停車するように変わっています。
矢原駅は、椹野川と吉敷川の間に位置する駅です。数十年前までは豊富な水源を活かした田園地帯がどこまでも広がる風景が印象的な土地柄で、その後何度も宅地化が推進されたため、現在ではかなりの規模の集落が形成されています。
椹野川の岸辺には、矢原河川公園がつくられており、日常的なお散歩などを楽しんでいただく場所としてはうってつけでしょう。吉敷川の向こう岸には、維新百年記念公園があります。たくさんのスポーツ施設や野外音楽堂などが敷地内につくられており、年間を通して数々のイベントが開催されています。サッカー場については、Jリーグに属するレノファ山口FCの本拠地となっています。
矢原駅は、JRの山口線に所属する駅です。管内では、発着駅である新山口駅に近く5区間しか離れていません。この発着駅まで移動していただくと、山陽本線や宇部線、それから山陽新幹線の利用が可能となります。
反対方向では、終着駅である益田駅だけが乗り換えのある駅となっており、益田駅まで足を伸ばしていただくと、山陰本線への乗り継ぎができます。ちなみに幹線道路については、吉敷川の向こうにある山口バイパスや、椹野川の向こうを走る中国自動車道あたりが有名です。
椹野川駅は、かなり前から職員が常駐しない体制にて運営されてきました。駅の利用率は高くありませんが、近年はどちらかといえば安定しています。1日あたりの乗客数は、今世紀に入ってからはほとんどの年で500~600人の間で推移しています(500人を割った年はまだ2度だけです)。
椹野川駅の近隣の介護施設に関心がある場合は、最初のチェック時に駅から3km以内を目安にしてみることをおすすめします。徒歩15分以内で入居先を確保することは難しいですが、駅から2kmを過ぎたあたりから急に施設の発見は楽になります。
とはいえ、駅から5km以上はなれた場所にも評価の高い施設がたくさんあります。そこで、駅から10km圏内を入念に確認しましょう。施設のジャンルについては、グループホーム・サービス付き高齢者向け住宅が中心的で、住宅型有料老人ホームは追うように今増えているところです。