福川駅周辺は静かな住宅街。日当たりの良いグループホーム等もある

福川駅は、山口県周南市の社地町に位置するJR西日本「山陽本線」の駅です。
1898年山陽鉄道の徳山駅から防府駅の間に開通し、旅客・貨物の取り扱いを開始しました。1906年国鉄の駅となり、1909年線路名称が山陽本線に制定。1987年JR西日本に移管、2005年無人駅となっています。ちなみに駅南側の保土谷化学工業南陽工場への専用線等で貨物輸送を行っていましたが、1998年に廃止されました。
現在、2面2線のホームには、山陽本線の徳山・柳井方面行き上り列車と、防府・新山口方面行きの下り列車が停車。上下線共に1時間に1~3本程度止まります。発着本数は少なめですが、運行時間は朝の5時から深夜23時までと長め。1日あたりの平均乗車人員は2000年度から2015年度にかけて徐々に減少しています。
駅周辺には周南市立の福川図書館や新南陽ふれあいセンター、新南陽野球場等も。駅の北には国道2号が走行。南には172号も走っており、沿線にはドラッグストアやスーパーが並んでいます。東隣の「新南陽駅」寄りのエリアには大型ショッピングモール等も集まっていますので、買い物も楽しめるでしょう。小中高等学校が揃っており、子どもの姿も見られるエリアです。
最寄りのバス停は「福川駅前」停留所で、防長交通が運行するバスが止まります。山口駅や湯田温泉、県庁前、防府駅前等に止まる快速バスや、徳山駅前、下松市役所前、防府駅前、湯野温泉等に止まる路線バスが発着。高速バス「福岡・防府・周南ライナー」だけは、「福川駅入口」停留所に止まります。
ちなみに東に2駅先の「徳山駅」は新幹線が止まる駅。すぐ近くにはフェリー乗り場もあり、船への乗り換えも可能なのでたいへん便利です。山陽本線のおかげで福川駅から徳山駅に行きやすいのもメリット。
駅エリアにはグループホームや介護療養型医療施設等の有料老人ホームもできています。グループホームも増えており、病院が運営するホームや、日当たりの良いホーム、デイサービス併設のホーム等があって、種類が豊富。
福川駅エリアは基本的に静かな住宅街。整形外科や内科といった病院も点在しているので、生活しやすいでしょう。駅の南には徳山下松港、北には和山や獄山等がそびえ、自然も美しいです。介護施設への入居をご検討中の方は、福川駅周辺のシニア向けの住まいに見学にお越しください。