隣駅との結びつきが、この数年で一気に深まりました
清流新岩国駅は現在の場所に設置されて、すでに半世紀を超える年月が経過しています。改札口などがなくて設備面ではきわめてシンプルな駅で、無人化されてすでに久しい状況です。しかし2013年にこの駅は、名前が変更されました。長年「御庄」という駅名で親しまれてきましたが、現在の駅名を採用することで、接続駅という役割を強調しようという意図がその背景にあります。この駅は、北側に位置する山陽新幹線の新岩国駅との乗り換えが可能な駅です。駅と駅の間は歩いても10分とかかりませんし、現在は連絡通路まで用意されています。しかし意外なことに、長い間この2駅は乗り換えをする場所として考慮されてきませんでした。現在の新岩国駅周辺は、再開発の対象となったため市街地化が進んでおり、新興住宅地として成長している状態です。清流新岩国駅の周辺も、将来は大きく変化する可能性があります。清流新岩国駅は、山陽自動車道のすぐそばに立地する駅です。県道に関しては、1号線・2号線・112号線・114号線などが付近に敷設されています。バスについては、いわくにバスが運行しています。清流新岩国駅は、錦川鉄道の錦川清流線に所属する駅です。隣接する岩徳線から先は厳密にはJRの岩徳線の管内に入りますが、およそ4キロの距離にあります。この川西駅の2区間先は発着駅である岩国駅です。この駅を経由して、JRの山陽本線に乗り換える利用客がたくさんいます。ちなみに新岩国駅から山陽新幹線を利用する場合は、すぐ隣の広島駅になります。広島駅では山陽本線のほか呉線・可部線・芸備線や広島電鉄の本線に乗り換えできます。清流新岩国駅を起点として介護施設をチェックする場合は、駅から3キロ程度離れたあたりからが本格的なターゲットとなりそうです。駅のすぐ近くは、山林地帯がほとんどですし、駅の近辺は住み着いている世帯が僅少です(新岩国駅の周囲については、新しく流入してきた世帯が中心的です)。駅からそこそこ離れているとはいえ、グループホームや住宅型有料老人ホームなどの施設が見受けられます。タイミングや条件が合えばすぐ入居できるでしょう。入居コストに関しては、入居一時金はそれなりの格差があるようです。数十万円の金額を定めているところもあれば、まったく徴収しないところもあります。月額使用料に関しては、10万円前後でOKというケースが多いようです。























