谷あいに位置する駅です。山陽道がすぐそばを通っています
山口県の東端に位置する岩国市は、海岸に沿って人口密集地帯がある一方で、中国山地の西端にあたる雄大な山々を有しています。柱野駅がある場所も、深い山々の一角です。谷間につくられた駅のため、斜面の上に建造されている点が特徴的です。
駅のそばには若干数の人家や建物がありますが、集落に近づいていただくには南方向に短時間移動していただく必要があります。市内の中心市街地とは、直線距離にしてそれほど離れていません。
ただしまっすぐに移動することはできないため、列車をお待ちいただくかマイカーやタクシーでの移動をお求めいただくことになるでしょう。駅の近くにバス乗り場があるため、市営のコミュニティバスをお使いいただくという移動法も考えられます(本数は少な目ですが)。
柱野駅は、JRの岩徳線に所属する駅です。すぐ隣にある川西駅では、錦川鉄道の錦川清流線へのお乗り換えができます。川西駅から2区間お進みになると、発着駅である岩国駅にアクセスできます。岩国駅では、山陽本線へのお乗り継ぎが実現します。
反対方面では、終着駅である櫛ケ浜駅が唯一のお乗り継ぎ地点となります。櫛ケ浜駅も山陽本線と接続しています。なお櫛ケ浜駅は、山陽本線の管内では徳山駅と隣接しています。この徳山駅を経由していただくと、山陽新幹線へのお乗り換えが可能となります。
柱野駅は、長い間職員がまったく派遣されない体制にて運営されてきました。駅の利用率は少しずつ下がり続けています。1日あたりの乗客数を計算しますと、今世紀に入る少し前から100人を割っていたことが判明します。最後に80人以上を記録したのは2002のこと。それから6年経つと60人未満まで減りました。2010年代に入ってもゆるやかな減少が止まっていません。
施設の区分に関しては、初期段階では住宅型有料老人ホームとグループホームが多いエリアになります。お安い施設をお求めの場合は、月額使用料が10万円前後のところもあります。























