米沢藩主上杉家墓所や法音寺の最寄り駅です
2014年の春に駅舎の改築工事が完了した西米沢駅は、現在でこそプラットホームが1面しかないものの、90年に達する歴史を持っておりかつては2面のホームおよび2種類の線路を有していました。20数年前まで簡易委託による運営が行われていましたが、現在は完全に無人化されています。
西米沢駅は、米沢市の中心市街地の一端にあります。駅の西側は宅地化されていない土地が広がっており、ずっと進めば鬼面川が見えてきますが、川を越えて引き続きしばらく進むと石切山をはじめとした山岳部に突入します。このようなロケーションのため、史蹟などがまだいくつか残っている土地柄です。代々の米沢藩主の墓所や籍田の遺跡といった名跡や白子神社や法音寺といった寺社仏閣が大切に保存されてきました。
西米沢駅はJRの米坂線に所属している駅。発着駅である米沢駅と2区間しか離れていないため、乗客の大半はこの駅を目指すようです。米沢駅は、山形新幹線および奥羽本線と接続しています。反対方面を目指すなら、乗り換えのチャンスは2ヶ所で発生します。5区間進むと今泉駅に到着しますが、今泉駅では山形鉄道のフラワー長井線の利用が可能となります。終着駅である坂町駅まで行くには80キロ以上の道程となってしまいますが、この駅まで行けば羽越本線に乗り換えできます。新潟県内などに出かけたくなったときは、頼りになる乗り換え場所となるはずです。
西米沢駅の利用率は、最近はあまり調査が行われていない模様です。ただし今世紀に入って間もない時期のデータは残っています。当時の1日平均の乗客数は、200人前後を例年記録していました。
西米沢駅の近辺で介護施設に関心があるときは、駅から5~6キロ以内をチェックするのがおすすめでしょう。とはいえ、3~4キロくらいの場所を検索するだけでも、それなりの軒数の施設がヒットすると思われます。
施設の種類については、グループホームが特に豊富です。認知症の疑いがあるケースなら、選択肢は増えることでしょう。その他のタイプであれば、介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホームにも注意を払うことがカギとなります。特に前者は、この数年で急激に存在感を高めているところです。入居費用については、月額使用料・入居一時金ともにリーズナブルな範囲に収まるところが見つかります(10~20万円くらいの料金で探せるでしょう)。























