北と南の市街地の狭間に残された、田園地帯です
芋煮会」発祥の地として名高い、東村山郡中山町。古来、最上川を舞台とした舟運業で栄えた土地ですが、小規模な自治体のため鉄道駅は2駅しかありません。中心的な役割を果たしているのは大正半ばにつくられた羽前長崎駅ですが、羽前金沢駅も古くから存在する駅です。誕生してからすでに60年以上の歳月が経過しています。羽前金沢駅は、今世紀に入って間もなく全体的な改築工事が実行されました。主として待合室や洗面所などがリニューアルされています。
羽前金沢駅がある場所は現在、平穏な水田地帯の中央部分です。駅からしばらく西方向に直進していただくと、やがて深い山林地帯にぶつかります。この少し手前の一帯に小規模な集落が広がっています。山々の周縁部には、白山神社や光照寺、御嶽神社などの寺社仏閣が見つかります。
羽前金沢駅の周囲で幹線道路をお使いになる場合、最短時間でアクセスできるのは県道105号線となります。そのほか国道112号線や458号線、また県道24号線や277号線にも近いです。
羽前金沢駅は、JRのフルーツライン左沢線の管内にある駅です。この路線は全長が約25キロと短く、お乗り換えのチャンスがある駅は1ヶ所(発着駅である北山形駅)に絞られます。北山形駅とは3区間しか離れていないためこの駅の利用は難しいことではありません。北山形駅では山形線および仙山線のご利用が可能となります。なお北山形駅を介して山形駅に足を運んでいただくと、山形新幹線をご利用になれるチャンスが発生します。
羽前金沢駅はかなり昔から、駅員が派遣されない体制で運営されてきました。駅の利用率は近年、ほとんど調査されていません。10年以上前のデータによると、1日ごとの乗客数を計算した場合に30人以下という結果が出る年が連続していたことが判明します。
羽前金沢駅の周辺で介護施設への入居をご希望の場合は、目安として駅から4キロ以内の範囲を徹底してお探しになることがポイントです。その中でも、駅から2キロを過ぎてからが最大の山場となりそうです。
施設のジャンルについては、グループホームおよび介護付き有料老人ホームあたりに関心をお持ちの場合なら、施設が見つかりやすい状況です。料金面では、なかなかリーズナブルな価格帯に設定されています。月額使用料の相場は、10~15万円くらいだと思われます。入居一時金の平均額はおそらく10万円未満で、まったく発生しないケースも決して珍しくありません。











