猿羽根峠や「舟形若あゆ温泉」などが近い場所です

舟形駅がある場所は最上郡舟形町の中心地区です。といっても集落の数などは少なめですが。それでも駅前から町役場があるあたりまでは建物などがほぼ途切れることなく続いています。
舟形駅は、「医療サービスセンター」と「観光物産センター」に挟まれるように立地しています。特に後者については、センター内の待合室などが利用者に開放されており、駅の一部と錯覚することがあるほどです。
このほか、駅の近くで目立つ施設をあげるなら、山間部に湧いている「舟形若あゆ温泉」となります。この温泉へ行くにはエンジンが欠かせませんが、バスを使えば簡単にたどり着けます。また、日本三大地蔵尊に数えられている、「猿羽根山地蔵尊」は知る人ぞ知るこの地域の名物です。猿羽根峠の頂上に到達しないと拝めませんが、長寿などにご利益があると伝えられてきました。
舟形駅は、国道13号線がすぐそばを走り抜けています。この車道に沿ってバス停留所が置かれています。山交バスが運行する「特急48ライナー」や「TOKYOサンライズ号」を利用できます。
舟形駅は、JRの山形線の管内にある駅です。すぐ隣に終着駅である新庄駅が存在します。この隣駅は奥羽本線・陸羽西線・陸羽東線への乗り換え場所となっているため、利用価値はとてつもなく高いです。
その反対方向については、しばらくの間乗り換えが可能な駅は見えてきません。ただし50キロ近く移動すると、羽前千歳駅や北山形駅が相次いで目の前に現れます。前者では仙山線に、後者では左沢線への乗り換えが実現します。その先は、しばらく乗車していると山形鉄道のフラワー長井線と接続している赤湯駅が出現します。
舟形駅の近くは、人口が過疎気味といってもよい地域でしょう。このような土地柄の場合は少子高齢化が顕著になっていることが多く、舟形駅の近くにも介護施設は誘致されてきました。しかしもともとの人口密度が希薄なため、施設探しは難航することがよくあります。駅から5~6キロ離れたあたりまでよくチェックすることが大切でしょう。
民間の施設であれば、グループホームや介護付き有料老人ホームなどがよく見かけるタイプの施設です。入居料金は往々にして安いですが、これは地下が極端に安いことなどが主因でしょう。