春先に桜が満開になる、風光明媚な寺院の近くです

紀三井寺は名草山の中腹に所在しています。標高が低いものの湧水が出ることで有名で、登山客が途絶える様子はありません。このほか駅の周辺で目立つのは、さまざまな運動施設を内包している紀三井寺公園でしょう。日常的な散策をする場としては申し分ありません。
また紀三井寺駅は、和歌山県立医科大学に近いことで有名です。学生や大学関係者が駅の周囲で行動する様子は日常の一コマとなっています。この大学には付属の病院が設置されていますから、近くに住んでいると病気やけがなどをした場合に安心できそうです。紀三井寺駅は、和歌山バスの営業圏内にあります。駅前に乗り場があるほか、少し歩いたところにある国道42号線沿いに別の停留所が設置されています。
紀三井寺駅は、JRの紀勢本線(きのくに線)に所属しています。2区間先に和歌山駅がありますが、この駅では和歌山線や阪和線、そして和歌山電鉄の貴志川線に接続しています。さらに先に行くと、和歌山市駅があります。この駅では南海本線および和歌山港線への乗り換えを期待できます。
紀三井寺駅の利用率は、年々上がっていく一方です。1日ごとの乗客数を調査すると、前世紀の末期から2000年代初めにかけては増加のペースが遅かったことがわかります。しかしその後は増加に拍車がかかり、2012年にはその10年前の1.5倍を超えるほどの数値を記録しています。
紀三井寺駅の周囲の介護施設の軒数は、まだじゅうぶんなヴォリュームには達していないようです。高まる施設介護のニーズに追いつくにはまだ時間がかかると思われますが、今から入居先を探すなら有利な材料がいろいろとみられます。
たとえば、駅から数百メートルの近場で(若干数ですが)見つけることも不可能ではありません。いろいろな施設を比較したいなら、3~4キロ離れたところまで検索対象に含めるほうがよいでしょう。いずれにしても、月額使用料の平均額がおそらく10万円を軽く超える程度であり、経済的な負担を減らせるチャンスがある場所です。