熊野街道と朝来街道の沿道は昔から繁栄してきました
昭和初期に開設された朝来駅は、古くから使われてきた駅舎を今なお残しており、独特の雰囲気を醸し出しています。西牟婁郡内に上富田町が発足したのは今から40年以上前のこと。それ以来、町内で唯一の鉄道駅として大きな役割を果たしてきました。
駅の周囲は、東側と西側で対照的です。西側が緑に囲まれた地域である一方で、東側は宅地および農地が目立ちます。町役場や分解会館などは、駅からまっすぐ東方向にお進みになるとアクセスできます。また駅前には商店街がつくられており、住民に昔から親しまれてきました。
朝来駅は、国道42号線の目の前に位置する駅です。この42号線沿いに移動していただくと、じきに311号線との分岐点に到着します。また紀勢自動車道へのお乗り入れができる地点にも近いです。
朝来駅は、JRのきのくに線に所属する駅です。2区間お進みになると、紀伊田辺駅に下車していただけます。紀伊田辺駅から先は、快速列車が停車する区間に入ります。よその鉄道へのお乗り換えについては、40キロ以上離れている御坊駅で実現します。御坊駅では、紀州鉄道線へのお乗り換えが可能となります。
終着駅である和歌山市駅まで出向いていただくと、南海電鉄の本線および和歌山港線へのお乗り換えができます。その反対で発着駅まで足を運んでいただく場合は、関西本線のご利用ができます。なお発着駅方面でいちばん近いお乗り換え場所は、多気駅でしょう。この駅では参宮線へのお乗り継ぎができます。
朝来駅は、職員が常駐しない体制に入って久しいです。駅の利用率は今世紀の初めまでは低下していました。1日単位の乗客数を算出しますと、1999年までは300人を超えていたことがわかります。200人を切るのは時間の問題と思われましたが、2004年以後は少しずつ増加に転じています。
こちらの地域は料金面でもよい条件がそろっています(月額使用料が10~15万円くらいのところが見つかりますし、入居一時金も高額ではありません)。なるべくたくさんの施設を見て回りたいというご希望をお持ちの場合は、10キロくらいの範囲を設定してチェックしていくことをご提案させていただきます。

















