岩瀬浜駅は海に近い。クリニック併設の住宅型有料老人ホーム有り

岩瀬浜駅は、富山県富山市の岩瀬天神町に位置する富山ライトレール「富山港線」の駅。ポートラムと呼ばれるこの電車に乗れば、岩瀬浜駅から「富山駅北」駅まで25分もかかりません。
1924年(大正13年)「岩瀬港駅」として開業。1938年「岩瀬浜駅」に改称されました。1939年に現在位置に移転し、今に至ります。
岩瀬浜駅は富山港線の終点。富山駅北行きが発着します。上下線ともに本数は多めで、朝の7時から夜の19時まで1時間に4本以上。運行時間は朝の5時から夜の22時までとなっています。
特筆すべきはホームを挟んで電車とバスが止まるようになっており、乗換が大変スムーズなこと。「フィーダーバス」と呼ばれる路線バスが、ポートラムの発着時刻に合わせて到着します。バスは1時間に2本程度ですが、全国的にも珍しいサービスです。
駅の西側にはタクシーも止まるロータリーも設置。フィーダーバスもロータリーから乗り入れ、ポートラムと接続。ロータリーは富山県道1号「富山魚津線」と繋がっています。
駅と隣接する「岩瀬カナル会館」には、ICカード乗車券「「Passca」」の発売機も置かれています。岩瀬カナル会館は富山市岩瀬地区の観光拠点。喫茶軽食が楽しめる他、案内所や地元海産物等の販売所も備えます。
駅の北は日本海で、駅から400m程。海岸には「岩瀬浜海水浴場」も広がり、夏は海水浴客でにぎわいます。岩瀬浜駅の南に「競輪場前駅」があり、 駅から400mという距離。両駅の間には岩瀬運河が流れ、駅の西側で富山港と合流します。富山港展望台などもあり、岩瀬浜駅エリアは海と密着した場所ともいえます。
駅からは少々離れますが、住宅型有料老人ホームやサービス付高齢者向け住宅なども誕生。住宅型有料老人ホームの中には、入居時の費用及び月額利用料(食費込)が10万円台から20万円台で、クリニックが併設されている所や、入居時の費用が100万円ですが、その分居室が広めで夫婦入居が可能な所もあります。
サービス付高齢者向け住宅なら、安めの所は入居時の費用・月額利用料(食費込)が10万円以下。是非、エリア内のシニア向けの住まいに足をお運びください。予約しておけば、施設内も気軽に見学できます。
岩瀬浜駅エリアは静かな住宅街。ポートラムとフィーダーバスのおかげで移動しやすいのがメリットでしょう。海水浴も楽しめますので、海好きには特におすすめです。