閑散としたエリアでありながら、近年は宅地開発で便利に
昭島市との境界線に近い場所に所在する、西武立川駅。立川市内の中心地区からは数キロ離れた場所にあります。駅の周囲はもともと静かで、建物や通行人などで過密している雰囲気はほとんどありません。著名なゴルフ場がつくられていることも、その事実を端的に象徴しています。しかし近年は、不動産業界や建設業界が注目するエリアとなっており、大型の現代的なマンションや分譲住宅地などが相次いで建てられているところです。大規模なショッピングモールなどの誘致ももれなく進められており、だんだんと街の風景は変わりつつあります。西武立川駅自体も、2011年に駅舎の橋上化や自由通路の開放などが行われており、新しくて居心地がよい駅を使用できます。西武立川駅の近くで幹線道路を探すと、都道7号線に近いことがわかります。駅前には整備が行き届いたロータリーがあるためバスの利用は快適です。現在は、バスがすべての路線を管轄しています。西武立川駅は、西武拝島線の管内にある駅です。この路線は駅の数が目下10未満しかありません。とはいえ西武立川駅は終着駅である拝島駅の隣にあり、乗り換えはしやすいといえます。この隣駅ではJRの青梅線・五日市線・八高線への乗り換えが可能となります。また、2区間先にある玉川上水駅では多摩都市モノレール線への乗車ができます。そして発着駅である小平駅まで行くと、西武新宿線に乗り換えできます。新宿方面への直通運転も行われていますから、都心部に用向きができたときは大いに役立つことでしょう。西武立川駅の利用率は、1990年代に多少低下していた時期があります。1日あたりの乗客数は、1996年に4,000人を割って以来、ずっと4,000人未満のままです。しかしそれ以後大幅な減少がスタートすることはありませんでした。21世紀に入ってからも、4,000人に近い数字を記録する年が連続しています。西武立川駅の近辺は、長い間人口密度が高いエリアではありませんでした。この点は、介護施設の建設にあたっては強みにも弱みにもなるポイントです。閑静な土地がそれなり残されていますから、高齢者の生活拠点として優れていることは事実ですが。ただし駅に近い範囲で施設が出てくるとは言い切れません。早い段階で、4キロくらい離れたあたりまでターゲットに入れたほうが無難でしょう。介護付き有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅が多いエリアですが、月額使用料については安いところと高いところが混在しています。






































