日産の工場の跡地が、着々と再利用されています

2014年には、駅構内のバリアフリー施設のリニューアルや新規設置が立て続けに実行されました。駅の近くで、近年の具体的な変化を取り上げるなら2007年にオープンした「イオンモールむさし村山」がいちばんふさわしいでしょう。日産自動車の村山工場があった広大な土地の一角を再開発して、近隣の住民の生活を劇的に変えるショッピングストアの誕生に至りました。
武蔵砂川駅から1キロ以上離れていますが、やはり工場の跡地を利用した施設に「プリンスの丘公園」があります。この公園および「国営昭和記念公園」が、周囲の住民にとって絶好の気晴らしのスポットとなっています。ちなみに前者については、「武蔵村山病院」と隣接しています。
武蔵砂川駅の付近に乗り入れている民間のバス事業者は現在ありません。しかし立川市と武蔵村山市のコミュニティバスが両方サービスを提供しているため、不便な思いをすることはないでしょう。
武蔵砂川駅は、西武拝島線に所属する駅です。特急が停車しない駅ですが、隣駅である玉川上水駅で特急に乗り換えることが可能です。玉川上水駅は、多摩都市モノレール線への乗り継ぎ場所という一面もあります。終着駅である拝島駅までは2区間ですが、この駅はJRの青梅線・八高線・五日市線と接続しています。
武蔵砂川駅の利用率は、20世紀の末期を転換期としてゆっくりと下降していました。しかしイオンモールの開業などが功を奏し、2000年代末期に勢いを取り戻すことになりました。1日ごとの乗客数を見ると、1997年からの4年間と2008年以降が5000人を超えています。
武蔵砂川駅の近所で介護施設を探すなら、駅から4キロ圏内が目安となるでしょう。施設が多めに出てくるのはおそらく2キロを過ぎてから。しかしグループホームであれば、1キロ前後の距離の土地を使って営業しているケースが多少はあるはずです。
そのほかの施設では、サービス付き高齢者向け住宅と介護付き有料老人ホームが見つかりやすいでしょう。費用体系はバラバラですが、固定制の例が変動制の例よりも多そうです。また固定制の場合は、入居一時金がいっさい発生しないパターンが多いという特長があるようです。