東京工業大学の、駅と同名のキャンパスの目の前です
町田市と横浜市緑区の境界線のすぐそばに建てられている、すずかけ台駅。駅の周囲は、方角によって好対照をなしています。町田市の方面は、駅のほぼ目の前から宅地化が非常に進んでおり、戸建て住宅などが整然と立ち並ぶ風景がずっと続いています。しかし緑区の方面は、樹木が生い茂る土地が広がっています。その緑の中に東京工業大学の「すずかけ台キャンパス」や「フロンティア創造共同開発センター」などの敷地が含まれています。すずかけ台駅は、国道246号線に近い駅です。駅前にあるバス乗り場には、神奈川中央交通が運行する路線バスがやってきます。すずかけ台駅の近くで、いちばん散歩に適している場所と言ったらおそらくは、「つくし野セントラルパーク」でしょう。駅から少し歩きますが、年間を通して居心地のよい施設です。すずかけ台駅は、東急田園都市線の管内にある駅です。管内では、急行や準急列車が停車する駅に指定されていません。隣にある南町田駅で降りて待てば、準急をつかまえることはどんな日でも可能です。その2区間先には、終着駅である中央林間駅があります。中央林間駅は、小田急江の島線への乗り換え地点としてしばしば利用されています。管内でいちばん便利な駅は発着駅である渋谷駅ですが、溝の口駅や長津田駅も便利です。前者では大井町線やJRの南武線に、後者ではこどもの国線およびJRの横浜線に乗り継ぎできます。すずかけ台駅の利用率は、20世紀の間は一貫して右肩上がりの成長を続けていました。ピークに達したのは世紀の変わり目のころで、その後は非常にゆっくりとではあるものの低下に転じています。1日ごとの乗降客数は、最盛期には12000人を超えていました。近年は、11500人を若干下回る年が目立つようになっています。すずかけ台駅の近隣は、かつてと比べるとずいぶんと介護施設を発見しやすくなっているようです。戸数だけで判断するなら、まだそれほどではありませんが、駅から2キロ以内くらいの範囲で検索すると、あまり時間をかけなくても複数の施設の情報を手に入れることができますから。すずかけ台駅の近所に建てられている施設の種類に目を向けると、介護付き有料老人ホーム・グループホーム・住宅型有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅といった要領で、近年話題を集めることが多い種類があらかた進出していることがわかります(特に、どの種類が多い、または少ないといった傾向はないようです)。


















































