小説やコミックの舞台に何度も選ばれてきた、絵になる場所
2015年の2月に、開業60周年の記念日を迎えた恋ヶ窪駅。駅の周りは平坦な市街地ですが、国分寺市役所や国分寺郵便局へ行くときの重要な通過点であるといった立地上の特性も持ち合わせています。駅の周囲に風光明媚な場所がたくさんあることもセールスポイントで、これまでに数々の小説やコミックなどの舞台に採用されてきました。天気のよい日であれば、散歩をする場所に困ることはまずないでしょう。恋ヶ窪駅に降りてから車両で遠距離を移動するなら、都道の17号線や222号線を使うと便利でしょう。駅前で乗り降りできるバスについては、立川バスおよび市営のコミュニティバスを使うという手があります。もっとも後者については、駅前ではなく市役所の前まで移動して待つことになりますが。恋ヶ窪駅は目下、西武国分寺線の所管となっています。この路線は駅の片手の指でちょうど収まるくらいしかありませんが、発着駅にも終着駅にも乗り換え場所があって便利な点がメリットです。国分寺駅まで行くと、多摩湖線やJRの中央線への乗り換えができますし、東村山駅まで行けば新宿線ないし西部沿線への乗り継ぎが可能となります(それぞれの路線について、直通運転が実施されていることもポイントでしょう)。それから、東村山駅のひとつ手前にある小川駅では、拝島線への乗り換えを実現できます。これらの乗り換え事情を見ていてわかることは、西武線の大半の路線の活用が、恋ヶ窪から乗車すると造作もないことだという事実です。恋ヶ窪駅の利用率は、20数年前から上下を繰り返しています。しかしあくまでも、その上下は小規模な範疇にとどまっている点が特徴です。1日平均の乗客数は、2000年代の10年間は5300~5700人の範囲で推移しています。恋ヶ窪駅の利用客は国分寺市民のほかに小平市民も若干含まれており、安定した需要が築かれている様子がうかがえます。恋ヶ窪駅の近隣で介護施設を探すにあたって、「意外なくらい選択肢が豊かなことに驚愕した」という意見が飛び出すことがあります。実際に、駅から数百メートル圏内でチェックしても次々に施設が出てくることがあるのは紛れもない真実。ただし大人気の公営の施設などがかなり混ざることになりますから、競争率が激しくなることもまた真実です。これらの情報を総合すると、駅から2キロくらいの範囲を設定して、どんどん施設を探して見学や体験入居に出かけて直接確かめるようにしたほうがよいでしょう。
























































