歴史ある庭園や野球場、そしてアミューズメントを堪能できます
江戸時代前期に起源をもつ名勝、小石川後楽園。そこから最短で行ける駅となっているのが東京メトロの後楽園駅です。敷地全体が史跡となっていることに加え、手入れが行き届いた樹木や草花の美しさには文句のつけようがありません。20世紀においては長い間、「後楽園」といえば、この都立庭園に隣接する総合型のアミューズメント施設の総称でもありました。現在は「東京ドームシティ」として毎年とてつもない利用客を集めています。プロ野球の試合会場や遊園地はとても有名ですが、大規模な入湯施設「ラクーア」が2003年にオープンしたことも年々全国的に知れ渡っています。この点は、高齢者にはとてもプラスになるセールスポイントではないでしょうか。また、場外馬券施設「ウインズ」などがあることから、競馬を愛好する高齢者にとっても楽しみを見つけられるエリアでしょう。ちなみに、後楽園駅は中央大学のキャンパスに近いため、学生や学校関係者がよく乗り入れる駅でもあります。後楽園駅は、東京メトロの路線を2種類乗り降りできる駅です。丸ノ内線に関しては、池袋駅に近くて山手線をはじめとしたJRの各線や西武池袋線・東武東上線などに乗り換えできる点が特色です。南北線に関しては、隣接する飯田橋駅が目立つ乗り換え先です。飯田橋駅では東西線や有楽町線、さらに大江戸線やJRの中央線に乗継できます。そして後楽園駅は、都営地下鉄の春日駅と接続しています。三田線から乗車すると、東京駅と接続している大手町駅が3区間先に登場します。大江戸線の場合は、6区間先にある新宿西口駅が、新宿駅に乗り入れる路線を丸ごと使えるため重宝するでしょう。後楽園駅の利用率は、21世紀に入って以後は毎年常に上昇しています。1日ごとの乗降客数は、2005年に8万人を、2008年に9万人を超えました。近い将来は10万人を超える可能性が浮上しています。後楽園駅の近くは、都心部にあるという条件を中心に考えるならかなり介護施設を探しやすい場所といえます。実際に、駅から1キロを超えると数軒の施設を発見できる可能性が高いです。ただし念には念を入れたいなら、4~5キロ離れたところまで視野に入れたほうが、比較する施設の件数が増えますから満足度が上がることでしょう。発見できる施設の大半は、おそらく介護付き有料老人ホームだと思われます。それ以外となるとグループホームが、そしてそのほかに住宅型有料老人ホームやケアハウスが見つかる可能性がありそうです。






































