文京区政の中心区画。そのかたわら、娯楽のメッカに近いです
「文京区役所の最寄り駅はどこか?」と質問されたら、春日駅の名前を持ち出す区民はたくさんいるでしょう。春日駅の周辺は、区の行政の拠点として長い間機能してきました。そのような施設を除外すると、駅の周囲は戦没者霊苑や講道館、小石川大神宮や伝通院といった具合に由緒正しい史跡などが多いです。このほか、中央大学や東京大学などのキャンパスに近い場所でもあります。そしてエンターテインメントにかけては、東京ドームシティの右に出る施設はこの界隈では皆無でしょう。春日駅は2013年から、東京メトロの丸ノ内線・南北線の駅である後楽園駅と構内が接続されました。東京ドームシティや小石川後楽園方面へのアクセスが一段と便利になったといえるでしょう。春日駅で降りて地上に出ると、バスの乗り場は現在、合わせて3ヶ所あります。都営バスの路線に加えて、区営のコミュニティバスの利用が考えられます。春日駅は、都営地下鉄の路線が2本乗り入れる駅です。三田線に関しては、隣接する水道橋駅から先を見ると、ほとんどの駅でたくさんの乗り換え場所が用意されています。3区間先にある大手町駅は、両手の指で収まり切らないほどの乗り換え先を持っていることでいちばん特筆すべきでしょう。大江戸線に関しても同じように、ほとんどの駅で乗り換えを実現できます。管内では最大の乗り換え場所は新宿駅ないし新宿西口駅ですが、春日駅から見た場合なら後者とは6区間しか離れていません。春日駅の利用率は、両路線で上がっています。1日あたりの乗降客数を計算すると、合計で20000人を超えたのは2003年のことでした。しかしその3年後は利用客が激増した記念すべき年でした。この年は一気に50000人弱に増えたのです。その後の増加のスピードは、比較するとたいしたことはありませんが、減少に転じる見込みはまだあまり確認できません。春日駅の周囲で介護施設を探すときは、駅の近辺で探そうとすることは避けたほうが無難でしょう。早い話、手ごろな土地がまったく残っていないのです。施設が見つかりやすくなるのは1キロを過ぎたあたりからですが、最初は1~3キロ圏内を、その次に4~5キロ圏内をよく探すことがおすすめです。特に4キロを超えると、建てられている施設数は上がるようです。施設のタイプに関しては、介護付き有料老人ホームおよびグループホームの割合が顕著です。住宅型有料老人ホームやケアハウスなどはやや少なめだと思われます。



































