ホーム脇に植えられたヤマツツジの美しさで有名な駅です
19世紀末に建てられており、2017年の初夏から開業120年目に突入する片岡駅。2010年から、駅および周辺が再開発プロジェクトの対象に選ばれました。この計画は長期にわたって行われる予定のため、まだ途中までしか終わっていません。それでも、2015年の春から東西をつなぐ自由通路が一般開放されるなど、すでにかなりの成果を見せています。
駅のシンボルはプラットホームのそばに植えられたやまつつじでしたが、駅舎の橋上化以後も変わらずに保存されており、美しい彩りを駅の風景に添えています。片岡駅の近くで幹線道路をお使いになる場合は、東北自動車道が近くて便利です。駅前から発着している路線バスは、市営のコミュニティバスが管理しています。
片岡駅がある場所は、緑地や農地が多く残る一帯です。集落は駅の東側・西側ともに線路の近くにかたまっている印象です。このエリアにお住まいになる場合の大きなメリットに、温泉が豊富なことがあります。矢板温泉や松島温泉が、快適なサービスを提供しています。
片岡駅は、JRの宇都宮線に所属する駅です。片岡駅は、黒磯駅と5区間しか離れていません。黒磯駅まで出ていただくと、東北本線の他の管内にお乗り継ぎできます。また黒磯駅の手前にある那須塩原駅では、東北新幹線のご利用が可能です。
反対方面では、3区間先に宝積寺駅があります。宝積寺駅では、烏山線へのお乗り換えができます。宝積寺駅から2区間先に移動していただくと、宇都宮駅に到着します。宇都宮駅では東北新幹線のほか、山形新幹線と日光線のご利用ができます。
片岡駅の利用率は、過去15年間を通してかなり安定しています。1日ごとの乗客数を計算しますと、700人台を記録する年がほとんどです。ちなみに現在の片岡駅は、業務委託という形で運営されています。
片岡駅の周辺で介護施設をお探しになる場合は、駅から近い範囲にこだわりすぎないことがポイントです。駅から徒歩で簡単にアクセスできる範囲にも施設はありますが、即座のご入居が可能なケースは少ないためです。特に狙い目となるのは、駅から5~10キロくらいの範囲でしょう。
施設の種別に関しては、グループホーム・サービス付き高齢者向け住宅・介護付き有料老人ホームあたりがおすすめできます。入居料金については、固定制・変動制どちらのパターンもありえます。どちらの場合でも月額使用料の平均額は、20万円以下に収まる可能性が高いといわれています。














