出雲大社もある出雲市駅。島根県の中核都市として更なる発展が期待

出雲市は島根県の東部にあり、宍道湖(しんじこ)の西側に位置しています。市の北部には島根半島があり、中央部には出雲平野、南部には中国山地です。
市域は東西に約30kmで南北に約39mあり、東側に松江市、西側に大田市、南側に雲南市・飯南町と接しています。
出雲市の歴史は古く、縄文時代の頃にはすでに人々が生活を営んでいたとのこと。
市内には縄文・弥生時代の遺跡は多く、古墳時代や奈良・平安時代における人々の生活の痕跡も、これまで多数発掘されてきました。
戦国~江戸時代にかけては大名による統治を受け、出雲市は農産物の生産とその集積・輸送を行う地域として発展していきます。
近代になると鉄道が開設され、製糸紡績・繊維工場が多数作られたことにより、一大工業地帯として栄えました。
平成になってからは、2005年に平田市と多伎町、大社町、湖陵町が合併し、さらに2011年には斐川町も加わって、新たな出雲市が誕生。
現在では島根県の中核都市として、さらなる発展が期待されています。
出雲市駅は出雲市の中心部に位置する山陽本線の駅です。
駅は北口と南口に分かれており、北川には商業施設が多く集まっています。
北出口の駅前にはホテルや飲食店が多数立地し、郵便局も目の前です。
宿泊施設が駅から近いので、遠方から泊りがけで来訪する場合は便利。
また、出雲市駅のすぐ近くには畑電東北松江線の電鉄出雲市駅があり、島根県の東北部・宍道湖の北側に向かう場合に利用できます。