競技かるたの大会が正月に実施される神社の近所です
近江神宮前駅が誕生したのは、戦前(昭和初期)のことでした。これまでに「錦織」という駅名を用いていた時期が2度ほどありましたが、戦後はほぼ一貫して現在の駅名の下で運営されています。近江神宮前駅から見て北西の方角に向かって10分くらい歩くと、やがて近江神宮が見えてきます。大量の文化財を所有しており、非常に歴史を感じさせてくれる名跡ですが、意外なことにこの施設は近江神宮前駅より10年以上あとになってから創設されています。敷地内には「時計館宝物館」のような少し変わった趣向を持つ学術施設も設立されています。このほか、近江大津宮錦織遺跡や柳が崎湖畔公園のように、史蹟や公園などに恵まれた地域ですが、それらを除くと駅の周辺は基本的に静けさに満ちたエリアです。平凡な戸建て住宅が駅のすぐそばから整然と立ち並んでいますが、このような街並みが地域の大半を占めています。近江神宮前駅は、京阪石山坂本線の管内にある駅です。隣に皇子山駅がありますが、この駅はJRの湖西線と接続しています。皇子山駅から3区間先へ行くと浜大津駅に到着します。この駅では京津線への乗り換えを実現できます。なお反対方向に進むときは、終着駅である坂本駅まで行くと湖西線および比叡山鉄道のケーブル坂本線への乗り換えが可能です。近江神宮前駅は、西近江路や西大津バイパスなどにやや近い位置にある駅なっており、バスについては本数が少ないのですが、駅前から京阪バスの路線を利用できます。近江神宮前駅は、今からおよそ10年前から定期券発売所を廃止しています。駅員が常駐しない体制で運営されているわけではありませんが、停車する列車の数が限られており、利用率がかなり下がっていることはほぼ間違いないでしょう。このような背景があるため、人口減や少子高齢化の問題はかなり大きくなっているのですが、介護施設の増設はまだ進んでいるとはいいがたい状態のようです。その点は、これからの介護事業界の活躍に期待したいところですが、今から施設を探すときは最初の時点から、広い範囲を視野に含めて行動することが必須となるでしょう。もっとも駅から近い範囲で営業している施設は若干数なら確実に存在します。ことがうまく運んだときは、駅から1キロくらいの場所に位置する施設に入れるチャンスをつかむことだって不可能ではないでしょう。なお施設の区分については、サービス付き高齢者向け住宅などの勢いが昨今強まっています。





























