瀬田川の河口に近く、景色のよい場所にも近いです
日本最大の湖沼である琵琶湖の周辺では、さまざまな産業が育成されてきました。瀬田川が流れ込むあたりには、日本電気硝子や日本精工といった名だたる大企業が工場や研究所などを設立しています。そのため一般の旅客を乗せる鉄道と同時に、貨物の専用線が敷かれてきました。石山駅は2007年まで、専用線が機能していた駅です。現在でも臨時で貨物を取り扱うことはある模様です。駅の北口は、実際に数々の企業の用地がひしめき合っている印象です。南口はそれとは対照的で工場などはだいぶ少なくなり、その代わりに一般的な人家および住民の生活のために必要な施設が各種集まっています。
工業の興隆のために開発された地域が多いとはいえ、まだ「瀬田の唐橋（近江八景のひとつ）」のような名所が残っており、美しさと便利さが共存している土地柄が特色です。石山駅は国道1号線に近い場所に所在する駅です。バスの路線は非常に多く、京阪バス・帝産湘南交通・近江鉄道バスの3社が現在の主要な路線バスの運行元です。
石山駅は、JRの琵琶湖線の管内にある駅です。新快速が停車する駅に指定されており、急ぎの用があるときもだいぶ迅速に動けます。隣にある膳所駅は京阪電気鉄道の石山坂本線と接続しています（この路線には、石山駅から近い京阪石山駅で利用できますが）。
石山駅は終着駅である京都駅と4区間しか離れていないため、最大の乗り換え場所はこの京都駅となるでしょう。もっともその手前にある山科駅も、湖西線や京阪電気鉄道の京津線、また京都市営地下鉄の東西線と接続しているため下車する旅客はたくさんいます。
石山駅は、工場が近所に多いことから利用率が高い駅です。1日平均の乗客数はかなり前から安定しており、平成に入ってからの記録を振り返ると23000～25000人の間でずっと上下していることがわかります。
石山駅の近隣で介護施設を探すときは、駅から5キロくらい離れたところにも最初から目を向けたいところです。施設の軒数に恵まれたエリアだとは、まだ残念ながら呼べないようです。駅から1キロ以内の近場で営業している施設もあるのですが、競争率はなかなか高めだというイメージが強いです。
施設のタイプに関しては、サービス付き高齢者向け住宅が比較的多めです。ただし住宅型有料老人ホームなども若干数であれば、あまり時間をかけなくても発見は可能でしょう。入居一時金は施設によってバラバラですが、月額使用料なら20万円以内で済むところが一般的でしょう。
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