基本運営方針 ①残存能力を活かした生活 認知症になっても、今まで培われてきた能力や生活史のすべてが奪われるわけではありません。失われた能力に注目するのではなく、お一人お一人の残存記憶・残存能力を見極め、個性を大事に考えながら、その方にあったホームでの役割や出番を設定する事で、意欲ある自分らしい生活が送れるようにします。 ②家庭的な生活環境づくり ホームを「ひとつの家」と捉え、ご利用者の周りには馴染みの顔、馴染みの物が数多くあることで「家庭的な雰囲気」が作れるようにします。また、そこに暮らす方々の「集団の力」を活かして、互いに助け合いが生まれるような雰囲気作りを心がけます。 ③尊厳ある生活 生活の主体はご利用者であり、ご利用者は常に自己決定する権利を持っておられます。この自己決定を尊重し、ご利用者をホームのルールやスケジュールで管理することなく、その方その方に合わせた生活スタイルで過ごせるようにします。また、可能な限り自立した生活を送ることができるよう「自立援助」を基本とし、スタッフはさりげないフォローを心がけます。併せて、原則として心身の抑制や、夜間帯を除いてホーム玄関・出入り口の施錠等による行動制限は行いません。 ④地域とのつながり ご利用者にとってグループホームは生活の拠点です。ここでは当たり前のように毎日の生活が流れ、当たり前のようにご近所や地域とのつながりがあります。このように、ご利用者に日常の”当たり前“の生活を送っていただけるように、地域との良好な関係を築くことはとても重要なことです。地域住民の皆さんがグループホームやそのご利用者に対する理解が十分に深められるように、コミュニケーションを十分に取っていきます。
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要介護1〜5
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入居年齢相談可
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認知症相談可
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保証人相談可
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地域密着型