佐賀駅の隣駅。田畑に囲まれてのどかなエリアです

駅に降り立つと、目の前から緑が続いていることがわかります。農地の合間に住宅が連なるエリアが混ざっているといったほうが妥当なくらいです。のどかな暮らしを営めることは間違いないでしょう。駅の近所にある施設は非常に少ないですが、高齢・障害・求職者雇用支援機構が管轄する職業能力開発促進センターが駅のすぐそばにある点は、多少目立つでしょうか。
伊賀屋駅は、JRの長崎本線に所属する駅です。佐賀駅とはおよそ5キロ離れていますが、この隣駅まで行けば佐賀市の中心部にやすやすと立ち寄れます。乗り換え場所については、いちばん近いのは3区間離れた久保田駅でしょう。唐津線と接続しています。その2区間先に出てくる肥前山口駅では、佐世保線への乗り継ぎを実現できます。
これらの駅と反対方面については、もともと伊賀屋駅は発着駅に近い位置にあるため、発着駅である鳥栖駅およびその手前にある新鳥栖駅が乗り換え場所となります。鳥栖駅では鹿児島本線に、新鳥栖駅では九州新幹線に乗り換えできます。
伊賀屋駅の利用率は、乗客が非常に少ない駅のためずっと前からあまり変わっていません。1日平均の乗客数を過去10数年で振り返ると、200~300人の間で小規模な上下を繰り返してきたにすぎません。ただ2000年代半ばからは、その少し前の時期と比べるとわずかに増加していますが。
伊賀屋駅の周囲で介護施設を探すときは、田畑などに囲まれているという立地条件を念頭に置くことが大事でしょう。タクシーやバス(市営のコミュニティバスを使えます)、あるいはマイカーなどを駆使してアクセスすることが、見学や体験入居、そして入居後の生活を考える上で大切です。
駅から4~6キロくらい離れた場所では、施設がある程度まとまって発見できる可能性があるでしょう。特におすすめなのは、住宅型有料老人ホーム。設備やサービスの質の向上に余念がないところが目立ちます。料金面では、月々の負担額が10万円前後、または10万円未満というところが珍しくありません。