山本駅はバス路線も豊富。介護付き有料老人ホームは医療補助発達

昔は唐津線の岸嶽支線の起点でもあり、唐津線と筑肥線の唯一の接続駅だったため、山本駅は賑わっていました。しかし後年、岸嶽支線が廃止され、姪浜駅・博多駅方面への接続機能も唐津駅に移行。余り利用者も多くない静かな駅となりました。現在は唐津市と佐賀市、伊万里市を結ぶ路線の中間駅として活用されています。
1898年開業。1912年(大正元年)に建てられた木造平屋の駅舎を大事に使っています。岸嶽支線が廃止まで3面6線もある大きな駅でしたが、今は無人の地上駅で、2面3線のホームには、唐津線の久保田・佐賀方面行き上り列車と、唐津・西唐津方面行き下り列車が停車し、筑肥線の伊万里方面も発着。
1日の平均乗車人員は2000年度361人、2005年度353人、2010年度344人、2013年度366人で、利用者数を保っています。(「佐賀県統計年鑑」より)
駅周辺にはドラッグストアや学校、郵便局等が点在。久里双水古墳といった歴史的スポットもあり、昔から人々が暮らしていたことを感じさせます。また、駅前を国道203号が通り、唐津線と並走。
203号上に昭和バスの「山本」バス停も設置されており、佐賀駅バスセンター行き等の唐津市内を巡るバスや、旧北波多村への路線バス、そして福岡(博多バスターミナル・福岡空港)や伊万里へ向かう高速バス「いまり号」も停車。そのため、山本駅をJRとバスの乗り継ぎに利用している人も多いようです。
「唐津駅」も所在する唐津市中心部から南へ6キロほどの郊外にあり、山本駅の周りには山々がそびえ、ハイキングや登山が楽しめるため、山好きも活用する駅。駅の南方にある「法安寺」が登山口で、このお寺は岩肌に彫られた涅槃像などの石仏群で有名。参拝客も大勢訪れる場所です。
山本駅エリアは自然も豊かで、バス路線も比較的充実した場所。のんびりとしたシニアライフには丁度良い場所かも知れません。是非、駅エリアに誕生した介護付きや住宅型の有料老人ホームをご見学下さい。介護付き有料老人ホームの中には24時間看護士常駐の所もあり、医療サポートが発達。医療依存度の高い方も安心です。
一方、住宅型有料老人ホームは基本料金が安めなので介護度の低い方は毎月の費用を抑えられます。ご自分に合った施設をお選び下さい。