高齢者や障がい者にも配慮した駅舎は、いつも多くの人でにぎわい

南方駅で「京都本線」の上りに乗ると京都(河原町)・烏丸・北千里・嵐山方面へ、下りに乗れば大阪(梅田)・十三・神戸・宝塚方面へと向かいます。
ホームが相対式で、改札口が上下線で別れており、改札を通って中に入ると両ホームをつなぐ通路がないため、下りのホームから上りのホームに行きたい時は、一度改札を抜けなければならない作りになっています。しかし、エレベーターや車イス用トイレ、人工肛門用のオストメイトも設置。バリアフリー化が進んだため、高齢者や障がい者の方は使いやすい駅となりました。
1970年以降、南方駅のすぐ近くである新大阪駅近辺にオフィス街が次々と出来たため、南方駅の重要性も増し、2012年の調査では一日平均乗降人員は約2.2万人となっています。
バスも南方駅のすぐ近くである地下鉄西中島「南方」停留所に大阪市営バスが停車。大阪駅前行や東淀川区役所方面に向かうので、乗り換え客も重宝しているようです。
駅周辺は、北側の新大阪駅方面に向かってホテルやマンション、居酒屋などの歓楽街、そして日清食品大阪本社などのオフィスビルが様々に立ち並んでいます。ビジネスマンの姿も目立つエリアで、のどかな住宅街というよりは、都会の賑やかさのある場所です。
駅から少し離れればグループホームやサービス付き高齢者住宅などもあります。離れると言っても南方駅や新大阪駅が身近に感じられる距離。しかもサービス付き高齢者住宅なら入居時の一時金も安い所が多く、中には入居時の一時金が0円という住宅も。しかし、食事の介助などが無い所もありますので、入居前に必ずサービス内容などの確認をすることをおすすめします。
南方エリアの老人ホームは、新大阪駅にも近く、都会な割には施設の月額利用料が比較的安いのも特徴のようです。サービス付き高齢者住宅だけでなく、介護付き有料老人ホームですら15万円前後という入居しやすいプランも。また、南方駅周辺は飲食店も多く、入居者のご家族も面会がてらに食事を済ませて帰ることも可能ですので、南方エリアの介護施設も魅力的だと思います。