ともかく賑やかなエリアで、アクティブな日々を送れそう

十三駅は毎日たくさんの乗客が停車するため、3種類の阪急電鉄の路線が交差しています。また、すべての列車が停車する決まりとなっています。ただし利用者は往年と比べたら減り気味で、2006年以降は1日平均の乗客数が40000人前後で推移しています。
阪急神戸本線で移動する場合、いうまでもなく発着駅である梅田駅がいちばん便利です。JR線や大阪市営地下鉄の路線が数多く利用できるためです。反対の方角に向かう場合は、今津線に乗り換えられる西宮北口駅やJRの神戸線と接続している岡本駅あたりが有力な駅といえるでしょう。
宝塚本線に乗る場合も、梅田駅のステイタスに変わりはありません。逆方向に向かうなら、川西能勢口駅(能勢電鉄の妙見線やJRの福知山線に乗り継ぎができます)がいちばん目立つ駅となりそうです。京都本線となると、すぐ隣の南方駅(市営地下鉄の御堂筋線に乗り移れます)を皮切りに、終点の河原町駅までの間に便利な駅がいくつもあります。
十三駅の場合、駅のすぐ前にバスターミナルがあるわけではありませんが、少し歩いたところに2ヵ所の停留所があります。阪急バス・市営バス・国際興業大阪バスがこの地域に進出しており、多数の路線で乗車できます。
この駅があるのは淀川区。この区では地域包括支援センターの高齢者福祉への取り組みが目覚ましく、模範例としてよその自治体の前で語られることが近年増えてきました。特別養護老人ホームやグループホームは最近人気が高まっていますが、これらの施設に入りたいならまずはこの地域包括支援センターに相談しにいくのがいちばんでしょう。
人数には限りがありますし、どうしてもすぐに入れない可能性はありますが、十三駅の周辺では、月に10万円前後の支出で入居可能な施設の発見は難しいことではありません。高齢者住宅・サービス付き高齢者住宅・住宅型有料老人ホームあたりがその中心でしょう。十三駅から数キロ離れている施設もありますが、この地域では他の駅やバス、タクシーを使うようにすればそれほどアクセスに困ることはなさそうです。以上の情報を念頭に置きながら、条件に合いそうな施設を探すのがよいでしょう。