商店街や神社が近くにあり、介護施設での生活も落ち着いたものに

2012年度の一日平均乗降人員は4,245人で、あまり利用客も多くなく昭和の良き時代を残した駅です。駅の雰囲気の良さだけでなく、南海本線や特急サザン、空港急行などが止まる駅なので、駅及び列車の撮影に丁度良い立地。そのため一部の鉄道ファンに人気があります。
駅のすぐ東側に阪堺電気軌道「阪堺線」が通っており、以前はその沿線沿いに大阪市営バス「赤バス」が走っていましたが、2013年に廃止。今は駅の西口から徒歩5分程度の距離にある国道26号線の「南粉浜バス停」が最寄り駅です。行き先は地下鉄西田辺経由の「出戸バスターミナル」行き、南港南六丁目、住吉車庫前があります。南港南六丁目は通勤・通学時間は本数が多いのですが、全体的にバスの本数が少ないのがネック。予めバスの発着時間を確認しておくことをおすすめします。
粉浜駅の隣の駅が住吉大社駅で、駅のすぐそばには有名な住吉大社があり、連日のように参拝客で賑わっています。粉浜駅からもさほど遠くないので、粉浜エリアの高齢者住宅などに入居すると、住吉大社に行く楽しみも出来るでしょう。
また、粉浜駅から住吉大社までの道に「粉浜商店街」が並んでいます。30軒近いお店が軒を連ねているので、散策するだけでも楽しいエリア。ここも又、粉浜エリアに住む面白さの一つとなるでしょう。
シニア世代にとって、大きな商業施設、ファッションビルなどがある場所よりも、粉浜・住吉エリアのように、商店街や神社があるような昔ながらの町の方が親しめると思います。駅の周辺には病院や郵便局など主要な施設もありますので、のんびり暮らすには丁度良い場所です。
実際、高齢者のための住宅や介護施設も色々あります。独り暮らしでは心許ないという方は介護施設に入居して、ゆったりと過ごすのも良いと思います。サービス付き高齢者住宅でしたら、入居金・月額利用料共に10~15万円程度。粉浜・住吉エリアから少し離れれば、介護付き有料老人ホームでも入居金0円、月額利用料が15万円未満という破格のホームもあります。粉浜エリア及びその周辺は、あまり料金が高くないのが特徴。施設生活において、金銭的に負担がないことも肝心です。粉浜エリアで入居する施設を探すのも価値あることだと思います。