閑静な住宅街にあり、高級な老人ホームも点在するエリア
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JR西日本の住吉駅は、「東海道本線」のことを「JR神戸線」という愛称で呼ぶ区間内の駅です。住吉駅から「JR神戸線」に乗ると、上りは尼崎・大阪・京都方面、下りは三ノ宮・姫路方面へと向かいます。ICカート「ICOCA」も利用可能。バリアフリー対策も進んでおり、住吉駅のすべての乗り場にエレベーターを設置。駅の中には車イス対応のトイレもあります。
「六甲ライナー」の方は住吉駅が始発駅で、これに乗れば「六甲アイランド」に直通で行けます。六甲アイランドシティはオフィス街や住宅街、商業施設、学校などの公共施設などが揃った一大人口島。ここに住む人々が「六甲ライナー」に乗り、住吉駅で「JR神戸線」に乗り換えるのですから、住吉駅の利用者数が多いのは頷けます。2010年度の調査では年間乗車人員は約463万人で、一日平均は約1.3万人。「六甲ライナー」の駅の中では一番の多さです。
「六甲ライナー」の改札口はICカード「PiTaPa」が使えます。また、JR住吉駅の改札口とは真横に並んでいるので、乗り換えがとてもスムーズです。
阪神・淡路大震災の後、都市再開発事業が行われ、駅周辺には商業施設が建ち並びました。駅の北口に直結した「Liv」や南側のダイエーなどのショッピングセンターができ、今や東灘区の中心的エリアです。
駅に乗り入れるバスも多く、駅の停留所から神戸市交通局や神戸フェリーバス、阪神バスなどに乗って各方面へと行けます。
また、この二つの駅から1キロメートルほど南下すると、阪神電鉄の「住吉駅」があります。上りは尼崎・大阪(梅田)・難波・奈良方面、下りは神戸(三宮)・明石・姫路方面へ行ける駅です。もともと酒造が盛んなエリアなので、駅周辺には白鶴酒造本社や菊正宗酒造本社などがありますが、駅の利用者は少なく、2004年度の調べでは1日平均乗降客数は2,741人。エレベーターも設置されていない状態で、バリアフリー化が待たれる駅です。しかし路線バスは乗り入れており、駅の東側停留所から神戸市バスに乗れて便利です。
JR住吉駅の北側には高級住宅街が広がる立地。そのため介護付き有料老人ホームも高級系が多く、入居時の一時金も一千万円前後と高めです。しかし、月額利用料は20~25万円程度なので、月々の料金はそこまで負担にはならないようになっています。何より高級系有料老人ホームは設備や介護サービスの充実度の高さが魅力。閑静な住宅街の有料老人ホームで、優雅な余生を送るのも素晴らしいことだと思います。